真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
今日の一冊
・正しい魔女のつくりかた(アンナ・デイル/ハヤカワ書房)
児童書ではあるが、なかなか楽しいファンタジーだ。ジョーが巻き込まれる魔女界の大事件を描いており、そのわくわくハラハラの顚末が実に楽しい。しかしそれ以上に魅力的なのが、登場するキャラ。主人公のジョーも魅力的だが、中でも見習い魔女のトゥイギーとジョーの義理の妹のエズミが特に良い。トゥイギーは女の子らしい優しさと男顔負けの勇敢さを持ち合わせており、実に魅力的。一方、エズミは本好きで7歳とは思えないほど賢い子。しかもお兄ちゃんが大好きと言う、ある人種のため創作されたような(私も含めてだが(笑))最強のキャラだ(笑)。他にも普通は意地悪なイメージのある義理の父親が、実に良い奴だとか、魅力的なキャラが多い。これら魅力的なキャラが生き生きと描かれている。そして最後のハッピーエンドが実に気持ち良い。間違いなくファンタジーの傑作だ。
気になる一冊
・ヒドラ-HYDRA-(吉田茄矢/富士見書房)
天体観測に出かけたアラタは、雪山で遭難してしまう。何とか九死に一生を得たところ、今度は難破した飛行船から双子の少女ウミとハナを助けることになる。ヒドラとは? そして双子の少女の正体とは?。閉鎖空間で繰り広げられるサスペンスドラマ。
今日のアニメ
・武装錬金 #17「夜が明けたら」…デレデレの斗貴子、可愛すぎ♪。ところで今後は錬金の戦士が敵になるのだろうか?
今日の映画
・人造人間ハカイダー(東映/1995年)
「人造人間キカイダー」の登場キャラのスピンオフ作品であり、しかも監督が雨宮慶太で主演が「BE-BOP HIGHSCHOOL」の二代目トオルの岸本祐二なので期待したが、完全に期待ハズレだった。チープな未来感とセット、切れの悪いアクションなどなど、ほぼ見どころがない。それでも、宝生舞の可憐さだけは光っていたが救い(特に前半の鎖につながれた蝶人のような姿とか)。