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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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ラプソディ・血脈の子(上)」、読了。
ファンタジーなのだが、冒頭のクライム小説のようなタッチにガッカリだった。「これはハズレだったかな」っと思っていたら、巨木を探索し始めた辺りから、どんどん面白くなってきた。この巨木がとにかくでかい。巨木の根を辿っていくのだが、これが数日(いや数ヶ月か)歩いても先にたどり着けない。しかもたどり着いた先が、まったく予想も出来ない場所だった。そんな風に、予想も出来ないストーリー展開が実に楽しい。登場人物もかなり謎につつまれているし、冒頭で語られる幼い恋話も本編でどのように結びつくのかまったく分からない。それらの謎を解くために、早く続きが読みたいものだ。

ところで主人公のラプソディの過去がかなり悲惨。とにかく身も心もボロボロで、この辺りの設定は個人的にあまり好み出ない。まぁ火の洗礼により生まれ変わるから、まだ救われるけど。ただ、ラプソディの力が「歌」だと言うのは面白い。癒しの歌と言うのはまだ序の口で、歌により物事の性質を変えると言うのがかなり凄い。ある意味最強の魔力かもしれない。こう言うタイプの力は初めてだったので、かなり新鮮だった。そんな訳で、かなり楽しんで読んだ小説だった。

今日のアニメ
ゴルゴ13 #1「AT PIN-HOLE!」…ゴルゴ13のCVが舘ひろしって、まったく声が合ってないんですがぁ。ストーリーは悪くなく、そこそこ楽しめる。だが「ゴルゴ13」って、あまり好きでないので視聴中止。
BLACK LAGOON #9「Maid to Kill」…メイド版「ターミネーター」?。もうアクションが大迫力で、凄く楽しかった。シリーズ中、最高傑作。
ソウルイーター #2「俺こそスターだ!~最もビッグな男、ここに現る?~」…あれ~、今週はマカの大鎌アクションがなしですかぁ、楽しみにしていたのにぃ。

今日の映画
巨大生物の島(アメリカ/1976年)
「巨大生物の島」と言っても、SFXがレイ・ハリーハウゼン&原作がジュール・ベェルヌの「神秘島」の方でなく、バード・I・ゴードン&原作がH・G・ウェルズの「神々の糧」の方。SFXはむちゃチャチだが(人間と絡む部分が人形で、ロングショットが合成)、なかなか楽しめる作品だ。とにかく冒頭から巨大生物がどんどん登場するサービス精神はかなりのもの(溜めの演出がないとも言えるが(笑))。実は個人的には結構お気に入りの作品なのだ(笑)。我らがパメラ・フランクリンも出ているし(ただ、その老けっぷりに唖然とする。「ヘルハウス」のときの可愛さはどこへ(泣))。しかし巨大ネズミとのガンアクションの撮影は、相当に鬼畜だ。なんせ、本物のネズミにペイント弾を撃っているんだから。たぶん威力は弱めていると思うが、かなり痛そうだよ。今では絶対に出来ない撮影方法だ。

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