真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「まっ白な嘘(フレドリック・ブラウン/創元推理文庫)」、読了。
「笑う肉屋」→評判の悪い肉屋が憎む男をころした…らしい。しかし、犯行現場の雪に上は死体に近づく足跡はあったが、去っていく足跡がなかった。…おっ、これはなかなか面白いトリックだ。ラストでそれまでに張った伏線が生きているのも良い。★★★★☆
「四人の盲人」→ある男が空砲で死んだ。…悪くはないんだが、真相が少々言い訳っぽいな。★★★☆☆
「世界がおしまいになった夜」→軌道を外れた火星が地球にぶつかり、世界が終わる、、らしい。はっきり書いてないのでよく分からないが、世界が終わるのはデマで、○○○○が終わるって事か?。★★★☆☆
「メリー・ゴー・ラウンド」→カーニバルで一人の男が殺された。警察はある人間を犯人として逮捕するが。…真犯人が意外過ぎる。★★★★☆
「叫べ、沈黙よ」→聞く人がいないと音はないのか?…っと言う疑問。そして、妻と使用人を残虐な方法で殺した男の話。…う~~~~~ん、よく分からん。なんと言ったらイイのか。★★★☆☆
「アリスティードの鼻」→スパイが隠したマイクロフィルムを探す名探偵。…マイクロフィルムの隠し場所が意外でもないし、面白くもない。★★★☆☆
「後ろで声が」→愛する女性から去ろうとする男の話。…最後の一行で「ん?」となるが、しばらくしてやっと意味が分かった。これ、怪談なんだ。★★★☆☆
「闇の女」→とある家の下宿人になったミス・ダークネス。彼女は夜、部屋の暗闇の中でじっとしている。…冒頭でちらっと書かれているある出来事が、最後の方で生きてくるのが良い。また、ちょっと捻った真相もなかなかのもの。更に暗闇の中でじっとしている理由も面白い。★★★★☆
「キャスリーン、おまえの咽喉をもう一度」→精神に異常をきたした音楽家が退院した。そして、家に向かうが。…180度印象が変わってしまうラストのどんでん返しはかなりのもの(ある程度予想はつくものの)そして、その後のオチは圧巻。★★★★☆
「町を求む」→町を牛耳ろうとしている二人の男。特にオチらしいオチが無し。何?、これ。★★★☆☆
「史上最も偉大な詩」→「もっとも偉大な詩は何か?」っと言う質問に相手が答えたのは、ある男の壮絶な物語だった。…これが本当に壮絶な物語。ところがラスト数行で「やられたぁ」と思った。なるほどそうきたか。★★★☆☆
「むきにくい林檎」→アップルが越してきてから、悪質な事件が続出する。犯人はアップルと思われるが証拠がない。そして年月が経ち。…絶対にどんでん返しがあると思ったら、何にもなかった。単なる復讐もの。★★★☆☆
「自分の声」→妻と子を失い、男が自殺した。…ミステリーとして始めり、途中でホラーになる。そして、最後にミステリーになってしめる。なかなか凝った構成だ。しかも、読者には真相が分かるのに、そのことを指摘せずに終わるというのがある意味凄い。★★★★☆
「真っ白な嘘」→理想の住居を格安で買ったが、以前そこで事件があり。…っと言っても、幽霊ものでなく、犯人が帰ってくるのでは?…と言う恐怖を描いている。かなりサスペンスが凄い作品だが、それ以上にラスト近くの二重のどんでん返しが凄い。更に、最後で分かるタイトルの意味が実に良い。★★★★☆
「カイン」→数時間後に死刑にされる囚人。…ラスト数行でそれまでのプロットをひっくり返してしまうのが凄い。★★★★☆
「ライリーの死」→ぐうたら刑事が、とある事件で英雄になる。…事の真相がすっ呆けすぎで、笑ってしまう。勿論、良い意味で。★★★★☆
「うしろを見るな」→二人の男がニセ札を作ったが、警察に見つかり。…これは何とも変わった作品だ。なかなか面白い。「うしろを見るな」と言うタイトルの意味も、実に良い。★★★★☆
[総評]:さすがは短編の名手だけのことがある短編集だ。確かにすべてが出来が良いとは言えないが、面白い作品が実に多い。
The Elder Scrolls Online>
◎(ブレトン/ドラゴンナイト)
・「アリクル砂漠」のストーリークエスト「深淵からの復活」をクリア。
今日のアニメ
・Re:ゼロから始める異世界生活 3rd seaon #59「混戦都市」…【反撃編】、遂にスタート。開幕早々、プリシラがエロ過ぎる。あと、ラインハルトの煽りに爆笑した。
今日のドラマ
・問題物件 #04「水に呪われた部屋」…相変わらず、真相に無理がある。とは言うものの、今までの中ではまともな方か。
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[01/09 九月風]
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HN:
九月風
性別:
男性