真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「アイルの書(2) 銀の陽(ナンシー・スプリンガー/ハヤワカ文庫)」、読了。
最後の方が戦記色が強くなるものの、基本はハルとアランのロードムービーならぬ、ロード小説色が強い作品だ。しかも、二人の関係にBLの匂いがプンプンする。確かにエルフ娘のリセやローズマリー姫と言った綺麗どころが出てくるものの、どうしても二人の関係が印象的だ。話自体は悪くないが、そんな訳でどうも私の苦手なタイプの小説になっている。風景描写の美しさなど、好きな部分も多いのだが、どちらかと言えば1作目のほうが好きかな。
今日のアニメ
・スター・ウォーズ クローン・ウォーズ #11「囚人ドゥークー」
今日の映画
・スケアクロウ(アメリカ/1973年)
ホモではない純粋な男の友情を描いたロードムービー。物語の中盤までは特にストーリーらしきストーリーはなく、二人の行動を映しているのみ。主演の二人の演技が上手いので飽きることはなかったが、さすがに今観るとツライものがあるのも事実。ところが後半、かなりハードで悲惨な展開になる。この辺りが如何にもニューシネマなのだが、その際見せるジーン・ハックマンのアル・パチーノへの友情が実に感動的だった。
暑いなぁ。
今日のアニメ
・グイン・サーガ #10「辺境の王者」
・ヴァンパイア騎士Guilty #12「世界の果て~ピリオド~」&#13「ヴァンパイアの騎士~ナイト~」(最終回)…原作自体が完結していないので、#11辺りからオリジナルの展開になった。そのため、非常に興味深く観ることが出来た。ただ気になる点が幾つかあったので記しておく。(1)対吸血鬼用ロット「狩りの女神(アルテミス)」を巨大な鎌に変えるシーンはカッコ良かったのだが、その巨大鎌がイマイチ役に立ってないように気が。これを使って優姫が戦うシーンをもう少し見たかったのに。(2)優姫と零が別の道を歩み始めると言うのは、ベストなエンディングだと私も思う。でも、この最終回に関しては、なんか納得がいかない。優姫が望んで行ったように見えない…っと言うのが最大の原因だと思うが。ラスト2話になって少々不満を感じたが、まぁトータル的には面白いアニメだったと思う。これなら本放送のときから観ていれば良かったと、ちょっと後悔。
以前はケータイの待受画面をiモードで探していたが、なかなか良いものが見つからなかった。仕方ないので自分で作ったら、結構良いものが出来、しかもこの作業がなかなか楽しかった(PCで作り、ケータイへ転送する)。もう15枚くらい作ったかな。そんなに必要ないのに(笑)。
今日のアニメ
・真マジンガー 衝撃!Z編 #10「鉄壁! くろがね五人衆!」…アンドロイドとは言え、全裸に体真っ二つに体バラバラと言うのは。地上波で放送して良いんかい?
・初恋限定 #9「その思い出には満開の」
・PandoraHearts #7「深淵からの呼び声」
・涼宮ハルヒの憂鬱 #10「孤島症候群・前編」(再見)
・けいおん! #8「新歓!」…澪のメイド姿には萌え狂ってしまう(笑)。あと、新歓ライブのシーンは前回の学園祭ライブと違い、ちゃんと演奏シーンを見せてくれたので好印象。新曲の「わたしの恋はホッチキス」も「ふわふわ時間」より良い曲だと思う。しかし、これだけライブが盛り上がっていながら、入部者が一人と言うのはどうしたものか(笑)。ところで、背伸びしてライブを見るあずにゃんが可愛すぎ☆
今日の映画
・いちご白書(アメリカ/1970年)
いつか君と行った映画がまた来る
授業を抜け出して二人で出かけた
…これは名曲「「いちご白書」をもう一度」の冒頭の歌詞。この歌の作詩&作曲は言わずと知れた荒井由美(現:松任谷由実)だが、実は彼女が20歳のときに作ったと言うのだから驚く。やはり彼女は天才だったんだなぁ…っと改めて感心した。さて、この歌詞の「映画」と言うのが、実はこの「いちご白書」のこと。内容は学生運動にのめり込んでいくボート部の学生と、同志の女子大生の恋愛を絡めた青春映画だ。
話が少し横道に逸れるが、歌のほうの2番の歌詞に「僕は不精髭と髪を伸ばして、学生集会へも時々出かけた」と言うのがある。映画と同様に、歌のほうも「学生運動」がテーマになっている。実際、学生運動は私の遥か上の世代の人間がやっていたことなので、当時の状況は分からないが、少なくとも自分たちで何かやらなければいけないと思っていたと思われるし、出来ると思っていたんだろう。そして、そこには私にはとても持てない(持てなかった?(笑))パワーを感じることが出来る。だからこそ、この映画にも歌にも、この時代ならではの熱い青春を感じることが出来るんだろうな。
さて本作だが、先に述べたように学生運動を描いたドラマだが、どうも肝心の学生たちがふざけてばかりで、本当に革命をしたいのか疑問に思ってしまう。当時の学生の生態って、本当にこんなものだったのか不明だが、少なくとも私はこの辺りの描写が欠点に思えてしまう。それでも、理不尽な暴力を使う警官隊の描写(特にクライマックス)や真剣に訴える主人公のラストのショット(ストップモーション→怒りのアップに変わるラストの演出は見事)など、観るべきところの多い映画であった。確かに現在には合わない映画とは思う。でも少なくともこう言う時代があったと言う事だけは知っていたほうが良いと思う。あと、バフィ・セント・メリーの歌うテーマソング「The Circle Game(サークル・ゲーム)」の切なくて象徴的だ。
・クラーケンフィールド HAKAISHIN(アメリカ/カナダ/2006年)
沈没船を調査する科学者の前に、巨大イカが現れると言うモンスタームービー。財宝を狙う人間が現れるなどして、それなりに盛り上げようとしているが、如何せん脚本がヘタクソ。尺が短い割に、間延びしまくりで非常に退屈。肝心のモンスターのCGもチャチで、とても映画を楽しめるレベルでない。所詮、低予算のB級C級モンスター映画だ。ところで、某映画をパクリまくった邦題はどうにかならないのか(この映画に限ったことじゃないのだが)。単にパロディにしか見えず、非常に損をしているよう思えるのだが。
永遠普遍の愛なんて、信じられるものかしら?
甘い紅茶に溶かす、ため息模様
もう待ちくたびれたのよ
あなたを追いかけて、落ちる、ワンダーランド
…っと言うわけで、savage genius feat.近江知永のCD「Maze」を買ってきた。言わずと知れた「PandoraHearts」のED曲なのだが、個人的にはOP曲より好きかもしれない。特に上記の出だし部分の歌詞は最高に好きだな。
今日のアニメ
・タユタマ -Kiss on my Deity- #9「硝子の向こう」
・ケロロ軍曹 #265「タママ 目覚めのキッスは僕のもの であります」+「プルル ばれちゃった秘密?! であります」
・To LOVEる-とらぶる- #7「男とはかくあるべし!」&#8「清廉潔白風紀委員 」
今日のドキュメンタリー
・マルセイユ(フランス)
今日の映画
・ターミネーター4(アメリカ/2009年)
なんと、シュワちゃんがあの名曲「ダダン、ダン、ダン~」と共に登場。このシーンには目頭が熱くなって、思わず拍手したくなった。かなり不安のあった映画だったが、蓋を開けると大傑作だった。謎につつまれたマーカスの登場やスカイネット側の人間の考えの先を読む狡猾さなどのストーリーの面白さ、モトターミネーターとのスピード感溢れる死闘に代表されるアクションシーンの凄さと、見どころが多い。(詳しいコメントは[本館]で)
福岡人向けライブ情報
・田村ゆかりライヴツアー
日時:12月31日
場所:福岡サンパレスホテル&ホール
詳しい情報はまだ不明だが、福岡のライブはなんとカウントダウンになるらしい。スゲー。
E3で発表されたマイクロソフトのXbox360用タイトル「Alan Wake」
http://www.famitsu.com/game/news/1224719_1124.html
これは面白そう。日本でも発売されそうなので、覚えておこう。
今日のアニメ
・戦場のヴァルキュリア #9「蒼き魔女」
・Phantom ~Requiem for the Phantom~ #9「名前」
今日の映画
・HOME 空から見た地球(フランス/2009年)
今日、6月5日の世界環境デーに全世界で放送もしくは劇場公開するドキュメンタリー。環境破壊が進み、狂いゆく地球の実情を報告した作品。まぁこう言う作品は作って作り過ぎることはないし、人々に現状を認識させるのに良い材料だろう。ただこの現状は人間たちが行ってきた先のことを考えない安易な行動の結果なので、キツイ言い方をするけど、別に同情する必要はないと思う。はっきり言って、人類なんて地球の害虫以外の何者でもないし、滅ぶべきだと個人的には思っている(実際、人類の終末なんて、そんな先の事でないような気がする)。そう言う自分のその人類の一人なのだが(笑)。う~ん、映画の感想と言うよりは、人類の感想になってしまった(汗)。
閑話休題。そう言うメッセージ色の強いドキュメンタリーなのだが、ほとんどが上空からの映像と言うのはどんなものだろう。神の視線で見せる…って言うことなんだろうが、見慣れない風景のため、別の惑星を見ているようでイマイチ危機感が湧かない。これは作品のテーマ上、良くないのでは。あと、今回の日本語版のナレーター、ヘタクソ過ぎる。もう少し上手い奴を使えよ。
今日のアニメ
・東のエデン #7「ブラックスワン舞う」
・クイーンズブレイド 流浪の戦士 #10「開眼~竜の一撃」
・アスラクライン #10「刻の鎖につながれて」…新キャラ(だよね?、確か)の京女の千代原はる奈、良い☆。「おいでやす、亜鉛華(アエンカ)」の台詞は最高!
今日の映画
・ミミック(アメリカ/1997年)
久しぶりに再見したけど、面白いものはいつ観ても面白い。冒頭から最後までの異様な緊張感とサスペンス、都会に降る憂鬱な雨の日々と閉鎖的で薄暗い地下世界、ロングコートの殺人鬼の男と遺伝子操作された昆虫の関連などなど、もうすべてが完璧と言って良い。大体、○○への○○能力を持った○○○○…っと言ったアイデアを思いついた時点で、この映画は勝ったも同然だと思うよ。モンスターホラーの傑作、必見!
「マリア様がみてる ハローグッバイ(今野緒雪)」、読了。
シリーズ最終巻。祥子たちの卒業式と、その後日談。…なのだが、祐巳や祥子はあまり目立たず、由乃や元薔薇様たちが目立っていた(笑)。卒業式なのに、あまり しんみりせず、明るく終わったのも良かったと思う。祐巳がロサ・キネンシスになったところで終ったけど、そのロサ・キネンシスとしての一年も読んでみたい。続編、書いてくれないかな。
今日のアニメ
・鉄のラインバレル #8「戯れの鬼たち」…浩一って、もう不運としか言いようがない。いや、ある意味、幸運なのかも(笑)。
・咲-Saki- #9「開眼」…シリーズ最高傑作か。今までの中で一番面白かった。対戦の流れを読む純もスゲーと思ったが、今回一番凄かったのは、開眼した風越のキャプテン。味方と思わせて、出し抜く辺りの腹黒さはもう最高。ここまで腹黒いと、逆に痛快だ。う~ん、だからCVがほっちゃんなのか?(爆)。あと、ボスキャラと思われるウサ耳っ子の存在を直感する咲も凄すぎ!。お前はニュータイプかぁぁ(笑)。
今日の映画
・ストレンジャー・コール(アメリカ/2006年)
「夕暮れにベルが鳴る(1979年)」のリメーク。オリジナルの方も視聴済みなのだが、記憶が風化して思い出せない(苦笑)。無言電話がかかってくるところだけは覚えているのだが(笑)。オリジナルの方も見直さないといけないなぁ。…って言うか、リメークである本作も視聴済みっぽい(爆)。これだけ、多くの映画を観ていると、どうしても忘れている作品がでてくる。そのためにも「映画日記」をつけているのだが、あまり意味してないような(笑)。
閑話休題。さて、本作は意外と評判が良くない。だが私はかなり好きだな。不気味で不安感をあおる展開が続き、警察からのある電話で、恐怖は一気にボルテージアップ。そして都市伝説的に幕を閉じるラストなど、なかなか良く出来ていると思う。でかい音で驚かしたり、エグイ描写がほとんどないのも、好感が持てる。前述の理由でオリジナルとは比較できないが、これはかなり出来の良いサスペンスホラーだと思うよ。