真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「ふりだしに戻る(下)(ジャック・フィニイ/角川文庫)」、読了。
ジャック・フィニイの作品なので、ノスタルジックな雰囲気満載の作品かな…っと思ったら、意外とそうでもなかった。確かに過去の町を歩きながら、「昔の町はイイな」って言うシーンもあるが、読んでいてそれほど実感しない。しかも、いくら読んでも話が転がっていかないので、はっきり言って途中で飽きた。実は話が転がって行くのは、下巻の1/2辺りから(全体は3/4辺り)。転がり始めれば、さすがはジャック・フィニイ、一気に面白くなる。但し、サスペンス小説としてだが。この辺りが読んでいて複雑な心境なのだが、「まぁ、面白いからイイか」って感じ。ラスト近くで提示される政治や軍人の愚かさも大いに共感できるし、結末の付け方も悪くない。…にしても、この作品って、結局何だったんだろう。時間を題材にしているが、パラドックスの面白さが皆無なので、SFとは呼びたくない。やはり、SFもどきのサスペンス小説と言ったところかな。★★★☆☆
今日のアニメ
・境界線上のホライゾンII #5「猟場の人道主義者」
・白鯨伝説 #17「独立宣言」
暑すぎ。もう体力の限界だ。
今日のアニメ
・ゆるゆり♪♪ #6「【速報】ゆるゆり完売」…ひそかに期待している綾乃が可愛すぎ。
今日の映画
・ハリケーン(アメリカ/1937年)
この映画が製作された時期、普通の人間ドラマとして進みながら、クライマックスでスペクタクルシーンが展開すると言った映画が、何故か多く作られた。「桑港(1936年)」、「雨ぞ降る(1939年)」、「シカゴ(1937年)」と言った辺りがその代表作だが(左から地震、洪水、大火と言った内容)、本作もその一本。映画の大半は、不当な投獄に逆らう人間のドラマだが、それに白人主義のくだらなさ、考えを押し付ける白人の愚かさ…と言ったテーマを盛り込んでいる。これらのテーマには同意できるが、主人公の魅力の無さとストーリーの説得力の無さで、些か面白みに欠けるのが欠点。でも、そこはジョン・フォード、最後まで飽きさせずに楽しませてくれる。だが、何と言っても、本作の最大の見せ場はクライマックスのハリケーンのシーン。大木や家を吹き飛ばし、教会を高波が襲う、そのシーンは凄まじいの一言。この大迫力のシーンは一見の価値がある。CGどころか、特殊効果もロクに発達してなかった時代に、よくこれほどのシーンが撮れたと感心するよ。これに比べたら、ミア・ファローのリメーク版(1979年)のそのシーンなんて可愛いもの。技術自体は遥かに進歩している筈なのにね。(再見)★★★★★
暑い、暑過ぎる。何もする気になれない。
今日のアニメ
・じょしらく #4「眼鏡小娘」+「よいよい台場」+「兎の目」
・この中に1人、妹がいる! #2「妹と月夜のダンス」…#2で一気にレベルダウン。ちっとも面白くなかった。視聴中止でイイや。
・宇宙兄弟 #19「さらばの前の日」
今日の映画
・第三の男(イギリス/1949年)
数多いサスペンス映画、いや映画全般の中でも名作中の名作。ミステリーを基本としたストーリーの面白さ、先の読めない展開と時折挿入されるドラマチックな展開、終戦直後の人間ドラマ、アントン・カラスによるチターの名曲の数々、次々と登場する映画史上の名場面(窓の明かりで男の正体が分かるシーン、観覧車のシーン、ラストの下水道のシーン、そして極めつけのラストシーンなどなど)…っと、もう見どころ満載だ。そのすべてが一級品で、文句のつけようがない。これぞ、映画。★★★★★
・男組(東映/1975年)
雁屋哲(原作)×池上遼一(作画)の同名コミックの映画化。…にしても今観ると、相当に酷い内容とストーリーだな。基本的にシリアスなんだが、あまりのリアリティの無さにギャグにしか見えない。何かする度に、笑ってしまう。しかも、最大の見せ場であるアクションがモタモタして、ちっとも迫力がない。はっきり言って、見どころの無い3流映画も良いところ。ところで、原作では流全次郎は陳家太極拳の使い手なんだが、どう見てもそう見えない。まぁ、太極拳なんて、日本で一般的に知られたのはずっと後なので、これに関しては仕方ないか。★★☆☆☆
「幽霊・妖怪画大全集(福岡市博物館)」に行って来た。
個人的には、幽霊画はどれも似たりよったりでさほど面白いとは面白くなかった。それより、「酒天童子」、「九尾の狐(玉藻前)」、「安珍・清姫」、「一条戻り橋の鬼」、「鍋島藩の化け猫騒動」と言った物語性が強い絵の方が好きだな。
今日のアニメ
・カンピオーネ! #5「好日ならざる日々」
今日の映画
・遊星からの物体X ファーストコンタクト(アメリカ/2011年)
ジョン・W・キャンベル・Jrの「影が行く」の3度目の映画化…ではなくて、1982年のジョン・カーペンター版の前日譚。そのため、カーペンター版とリンクする部分も多く、前作のファンにとっては実に楽しい。テンポもサスペンス描写もカーペンター版より良く、なかなか楽しめる。しかもカーペンター版では死体として登場した二つの顔が融合した物体Xが登場するのが、ファンには堪らない。ただ、問題は肝心の物体Xの出来が悪すぎること。作り物臭いと言うか、CG臭いと言うか、前作ほどインパクトがない。しかも、最大の見せ場であるメタモルフォーゼのシーンの尺がかなり短く、何とも呆気ない。これと言ってアイデアもなく、適当にメタモルフォーゼさせたような印象だ。出てくるモンスターの造詣もあまり良いとは思えない。はっきり言って、前作のようなメタモルフォーゼを繰り返していく映像の面白さがないのだ。ラストもあっさりしているし。精々見られるのは、ラスト近くの「抜け落ちた手首が襲いかかり、物体Xが触手を振り回し、ブリッジをした物体Xの顔が人間の顔を融合していく」辺りのシークエンスくらいか。そんな訳で、B級ホラーも良いところの作品にしか見えなかった。期待していただけに何とも残念。★★★☆☆
・ゴーストシャウト(東京テアトル/2004年)
この世を彷徨う幽霊を成仏させるゴーストネゴシエイター・ヨウコの活躍を描くホラーコメディ。…っと言ってもまったく怖くなく、限りなくコメディに近い作品。しかも、何気に良い話だったりして、結構楽しい。この手の作品にしては、かなり出来が良い方だろう。★★★☆☆
あるあるCityでの9月のイベントが追加されたので記しておく。
・9月15日 はりけ~んず前田オタクLIVE(ゲスト:新谷良子)
・9月16日 JUNGLE×あるあるYY劇場(古谷徹)
http://www.yoshimoto.co.jp/schedule/main.php?gid=10&m=09#day15
あと、あるあるCityではないが、キャナルシティ博多で9月29日に「原田ひとみ4thシングル「Magetna Another Sky」インストアイベント」が開催。
http://www.haradahitomi.com/?cat=7
原田ひとみの方は参加してみようかな。
今日のアニメ
・人類は衰退しました #5「妖精さんの、おさとがえり」
今日の映画
・遊星からの物体X(アメリカ/1982年)
ジョン・W・キャンベル・Jrの「影が行く」の2度目の映画化。前作はハワード・ホークスらしい男臭い対決のドラマだったが、今回は「誰が物体Xなのか?」と言う疑心暗鬼が中心のサスペンスドラマ。特にロブ・ボーティンが手掛けた「犬の顔が裂け、体から蜘蛛の足や触手が生え、更に手が生え、壁にしがみつき、その肉の塊から目が現れる」、または「男の腹から巨大人面蜘蛛が飛び出し、男の首が千切れ、生首が這いまわり、その生首から蜘蛛の足が生える」と言ったメタモルフォーゼのシーンは必見。登場人物の一人じゃないが、まさに「何の冗談だ」と言った感じで、その悪夢的な映像は今観ても凄い。ただ残念なのは、肝心のカーペンターの演出に「ハロウィン」や「ザ・フォッグ」の頃の切れや緊張感がないこと。展開もダラダラしすぎ。せっかく面白い題材なのに、何とも勿体ない。これらさえしっかりしていれば、文句なく侵略SFの傑作になりえたのに。(再見)

