真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「幻想世界の住人たちⅢ<中国編>(篠田耕一/新紀元文庫)」、読了。
中国の幻獣を神、珍、精、妖、鬼などに分類し、紹介。それにしても、中国の幻獣って、あまり面白味がないなぁ。やっぱ、一番魅力的な幻獣はヨーロッパ産と日本産だな。詳しく書くと、幻獣はギリシャ神話、妖精はケルト神話、妖怪は日本…ってとこだな。
今日のドキュメンタリー
・荒俣宏 イギリス魔界の旅
幽霊、魔女、レイラインの3つのテーマを中心に紹介したドキュメンタリー。以前読んだ「イギリス魔界紀行」の映像版。知っている事ばかりだが、やっぱこの手のドキュメンタリーは楽しい。
今日の映画
・シーラ号の謎(アメリカ/1973年)
ミステリーだが、ゲーム感覚のミステリー。しかもリアリティが皆無なので、見る人を選ぶと思う。また、前半の展開がかなり退屈なのも欠点。その為か、全体的に安っぽく見えるのが難。まぁ、それでもラストの真相解明シーンはそれなり楽しい。
会社帰りにマイクロソフトポイントを買ってきて、帰宅後「バーチャファイター5 ファイナルショーダウン」をダウンロード。さすがに2G近くもあるとダウンロードに時間がかかる。しかも今日は帰宅時間が遅かったので、プレイする時間がない。仕方ないので、少林拳で1回クリアして終了。ああっ、もう少しプレイしたかったな。
今日のアニメ
・ヨルムンガンド #9「Dragon Shooter phase.1」
・Fate/Zero #22「この世全ての悪」…ライダー陣営の二人が良い関係になっているなぁ。
今日のドラマ
・ALCATRAZ/アルカトラズ #1「アルカトラズの闇」
J・J・エイブラムスが製作総指揮だったので視聴。アルカトラズ刑務所の閉鎖の原因は老朽化ではなく、囚人も看守もすべて消えてしまった為。そして現在、収容されていた極悪人が戻ってくる…っと言う話。人間消失の原因はどうでもイイみたいで、メインは現在に現れた囚人を捕まえる…って言う内容のようだ。別に視聴継続はしなくてイイな。
今日から「バーチャファイター5 ファイナルショーダウン」が配信開始。…って、完全に忘れていたよ。明日、マイクロソフトポイントを買ってこないと。
今日のアニメ
・夏色キセキ #9「旅のソラのさきのさき」…温泉シーンがあるのに、ちっとも色っぽくない(笑)。
・白鯨伝説 #8「いとしのケープ・ゴット」
今日の映画
・アーサーとふたつの世界の決戦(フランス/2010年)
リュック・ベッソン印ファンタジーの3作目で完結編。ストーリーは前作から繋がっているが、前2作が日本ではあまりヒットしなかったようで、これだけが劇場未公開になっている。何とも残念だ。さて内容だが、相変わらず完全に子供向き。しかも緊張感の欠片もない能天気な作りだが、それでも前作よりは面白くなっている。ラストのスペクタクルシーンもそれなりに見応えがあるし。ただ、個人的にはアーサーとセレニア王女の関係に何らかの決着をつけて欲しかったな(とりあえず、両想いにはなっているが)。
今日は何と言っても、E3。すべての映像を見てないが、「トゥームレイダー」が期待が持てそう。…にしても、ララ・クロフトの顔がまったく変わっているじゃん(笑)。
「クトゥルー神話事典(東雅夫/学研M文庫)」、読了。
「用語事典」、「作品案内」、「作家名鑑」、「歴史年表」の4章からなっており、クトゥルー神話の概要がほぼ分かる。しかも、ここまで細かいことを書くか…っ感じの内容で、非常にお勧めの本。一家に一冊は必要(笑)。
今日のアニメ
・黄昏乙女×アムネジア #7「忘却乙女」…夕子さんの正体が段々分ってきた。
・這いよれ!ニャル子さん #9「僕があいつであいつが僕で」…ずっと微妙な出来だったが、先週から妙に面白くなってきた。今回のメインは「転校生」ネタだが、クトゥルーネタも多い。
今日のドラマ
・TAKEN #1「空の彼方に」
スピルバーク製作総指揮のUFOを題材にしたSFシリーズ。1回目である今回は、第2次世界大戦中のフー・ファイターから1945~1947年のロズウェル事件まで。それほど面白いとは思えなかったが、短いシリーズなので視聴継続でもイイかな。
Xbox360版「スカイリム」をプレイ。
2週目はメインクエストを進める気はなかったが、荷物がどうにも多くなってきたので、メインクエストの「嵐の前」と「ドラゴンの目覚め」をクリアして(「ブリーク・フォール墓地」は別のクエストでクリア済み)、ホワイトランの家を手に入れることにした。一応、闇の一党の聖域に荷物置き場はあるが、あの場所はどうも信用できなくてね(笑)。
「ブラインドサイト」
裏切り者を追って、イルクンサンドへ向かう。それにしても、このダンジョン、むちゃくちゃ長い。進んでも進んでも終わりがない…って感じ。だが、一番苦労したのはそんな事ではなく、やたらと処理落ちすることだった。動きが止まったり、カクカクになったり、もう大変。相当長時間、このゲームをプレイしたが、こんなのは初めて。三人パーティになったのが原因かな?。特に弓&隠密プレイを行うと処理落ちが激しくなるので、このダンジョンだけはほぼ片手武器でプレイしたよ。ダンジョンを出た途端に通常に戻ったので、やはりダンジョン&戦闘人数の多さに問題があるだろうな。さてラスボスは透明化した裏切り者で、こいつを倒して、不壊のピックを入手したらクエストクリア。
「ダークネス・リターンズ」
黄昏の墓所へ不壊のピックを返しに行くクエスト。ほとんど戦闘が起こらず、頭を使ってクエストをクリアしていくタイプ。その戦闘になる相手も、かなり強いので、隠密で回避するのが得策。そんな中、私が一番苦労したのが第2の試練。明るい場所に入ってはいけないため、どう進んで良いのか分からなかった。最終的にたいまつを使っても問題ないと分かったので、何とかクリア出来た。さてダンジョン最深部で不壊のピックを返し、ノクタナールと出会う。このノクタナールが妙にエロい。やたらと露出の多い服に、横乳って、狙ってないすか(笑)。ちなみに報酬には、三日月の加護を貰いました。
…って事で、盗賊ギルドのクエストもほぼ終了。後はギルドマスターになるクエストくらいかな。これが終了したら、大きなクエストは内戦クエストを残すのみとなる。内戦クエストはさほど興味がないので、あと1回くらいで、このゲームのプレイを終了させる予定。
今日のアニメ
・たまゆら~hitotose~ #7「竹灯りの約束、なので」&#8「かわらない人かわりゆく時、なので」(再見)
・宇宙兄弟 #10「バスバス走る」
今日の映画
・続 愛と誠(松竹/1975年)
誠役が西城秀樹から南条弘二に変更。西城秀樹は明る過ぎて、あまり誠役に合ってなかったが、今回の南条弘二には影あり、誠役にあっているようだ。また、舞台も不良校に変わったため、より不良アクション色が強くなり、前作よりは楽しい作品に仕上がっている。一部で有名な影の番長(多岐川裕美が好演)や影の用心棒も登場ているのも嬉しい。ただ、愛の面倒くさい性格や、最終的に純愛の物語で決着をつける辺り、少々恨みが残る(まぁ、原作がそうなので、仕方ないけど)。
「黄色い部屋の謎(ガストン・ルルー/創元推理文庫)」、再読完了。
グランディエ城の離れの黄色い部屋で事件は起こった。突然の悲鳴、そして銃声。城にいた人たちがすぐに駆けつけるが、部屋には鍵が掛かっていた。彼らがドアと壊して中に入ると、そこにいたのは血の海の中に倒れたスタンガースン博士の娘のマチルドだけ。完全な密室の中、犯人はどこへ消えたのか。青年記者ルールタビーユとパリ警視庁の名探偵フレデリック・ラルサンが、この難事件に挑むことになる。
本作はオールタイムベスト10には、まず間違いなくランクインされる作品。つまり、世間がそれだけ名作だと認めた作品だ。だが残念ながら、私はそれほど評価していない。確かに真相やトリックを含めて、話はよく出来ている。でも読んでいて、あまり面白くないのだ。冒頭、不可能犯罪が起こる(本作では密室犯罪、および中盤で人間消滅)が、私はこう言う謎が提示されても、「何とかなるんじゃない」って感じで興味が湧かないのだ。まぁ、私個人の問題と言えばそうなんだが、一方で作品自体にも責任はあると思う。…っと言うのは、大半のこの手の作品のその解答が無理矢理だったり、言い訳じみていたり、考えるのも億劫なほどの小難しい説明だったりで、読んでいてちっとも楽しくないのだ。例えば、アリバイ崩し(列車の時刻を使う奴)なんて、その良い例だ。本作は機械トリックと使わずに、心理的な錯覚を利用しているのでまだマシだが、それでもさほど面白いとは思えない。寧ろ、ミステリーの本当の面白さは、無数に張り巡らされた伏線がラストで一つに繋がっていく快感なのではないかと個人的には思う。まぁ、これは一般論でなく、あくまでも私個人の考え方なんだけどね。あと、真犯人が特に意外でなかったのも、マイナス要因かな。
ところで今頃になって、何故こんな手垢のついた作品を読んでいてるかと言うと……。その理由は後日にでも。
今日のアニメ
・モーレツ宇宙海賊 #21「決戦!ネビュラカップ」…今週はいつも以上に面白かった。茉莉香がカッコ良かったし、レースシーンもスピーディで大迫力だった。
・坂道のアポロン #8「ジーズ・フーリッシュ・シングス」
今日の映画
・グレイヴ・エンカウンターズ(アメリカ/2011年)
最近、やたらと多いフェイクドキュメンタリー。これだけ多くなると、その映画ならではの売りが必要だが、本作の売りは徹底的にエンターティメントに走っていることだ。前半はごく普通のドキュメンタリータッチで進むため、さほど面白くないが、後半は一転して映画的になるため、非常に楽しい。消失した出口、いつまで経っても明けない夜、作りが次々と変わっていく館内などなど、ある意味、居直った展開が実に良い。ただ、その分、段々と怖さがなくなって、普通のホラーになってしまうのが残念かな。特に幽霊の顔が変わる、あの有名なシーンはまったく怖くなく、逆に笑ってしまった。また、モンスター映画と化していしまうラスト近くの展開は、さすがにどうかと思うし(ほとんどゾンビ映画(笑))。…とは言うものの、狂っていく登場人物や、暗くて救いのない結末辺りは結構好きだな。…って言うより、この結末があったからこそ、点数が一気に上がった感じだ。
・ゾンビ大陸 アフリカン(イギリス/2010年)
久しぶりに現れたゾンビ映画の傑作。最近ゾンビ映画がやたらと多いが、その大半は駄作。演出もロクに出来ない連中が、単にゾンビが登場する(しかも奇をてらったような)映画を作っているだけ。だが本作は違う。ちゃんと演出が出来る人間が、しっかりとした脚本で作っている。何よりも、ゾンビ映画の面白さを理解しているのが嬉しい。本作に登場するゾンビは、ロメロの正統な後継者と言って良い、のろのろゾンビ。この為、最近流行の走るゾンビを違い、迫りくる恐怖が存分に堪能できる。しかも、全編シリアス、救いのないアンハッピーなラスト(ホンの少し希望があるものの)、そして一級のサスペンスと緊張感…とかなり出来が良い。また、本作はアフリカの過酷な自然を描くことによって、何とも言えない絶望感を醸し出している。まさにお勧めのゾンビ映画だ。