真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「白鳥のひなと火の鳥(パトリシア・A・マキリップ/創元推理文庫)」、読了。
「女魔法使いと白鳥のひな」の続編。パトリシア・A・マキリップにしては分かりやすいし、描写も相変わらず詩的で美しい。だが、面白いかというと、少々微妙。これっと言う盛り上がりがないし、読んでいてあまり面白くない。同作家の「イルスの竪琴」シリーズなんかは、結構面白かったんだがな。★★★☆☆
今日のアニメ
・亜空大作戦スラングル #9「対決! 黒い稲妻 PART2」
・爆れつハンター #1「愛のなんぱ橋」…懐かしくて、思わず視聴。ただ本放送のときも思っていたが、今観てもあまり面白くないな(笑)。しかし、林原めぐみのロリ声、久しぶりに聞いたよ。今でもこそしなくなったが、当時は紅葉(BLUE SEED)とか、ヌクヌク(万能文化猫娘)とか、やっていたんだよな。
今日の映画
・A-X-L/アクセル(アメリカ/2017年)
軍用犬ロボットとバイク乗りの青年の友情を描いたSF映画。古くは「ショート・サーキット」、最近では「チャッピー」と、この手の映画はよくあるので新鮮味はない。しかも前半、どうでも良いような無駄話が延々と続くので、結構退屈。後半、それなりに楽しくなるが、内容もストーリーも大したことなく、まぁまぁってくらいの出来かな。★★★☆☆
「どこの家にも怖いものはいる(三津田信三/中公文庫)」、読了。
部屋から子供が消える「1つ目の話 向こうから来る 母親の日記」、森の中で割れ女という化け物と出会う「2つ目の話 異次元屋敷 少年の語り」、屋根の上や隣りの部屋から奇妙な音が聞こえる「3つ目の話 幽霊物件 学生の体験」、新興宗教にハマった家族から弟を連れ戻すため、沙緒梨は〈光子の家〉へ行く「4つ目の話 光子の家を訪ねて 三女の原稿」、村の有力者の家に生まれた女の子。だが彼女は狂女で。という「5つ目の話 或る狂女のこと 老人の記録」。これらの話は三津田が三間坂という男から聞いた話なのだが、時代も場所もまったく別の怪談なのに、どこか似ていると感じられる。
最近の三津田信三の作品は、初期のものほど怖くなくなったので、読み控えていた。ところで、某アンソロジーの中に収録していた彼の「赫眼」が怖くて、むちゃくちゃ面白かったので、また、読んでみたくなった(2~3冊同時に読んでいるので、このアンソロジーも近いうちに感想を書く予定。ただ、かなり分厚い本なのでいつのことになるか)。で、読んだのが本作。
読んだ感想としては、やはり初期の頃より怖くない。それでもあえて言えば、「異次元屋敷」が怖いかな。実は語られる怪談話より、「幕間2」のほうが怖い。ここを読んでいるときは、マジで怖かった。あとは、各怪談話の謎を解く「終章」が面白かった。勿論、ミステリーとしての謎解きでなく、怪談としての謎解きだが。伏線の回収の仕方とか、誤読の種明かしとか、実に上手い。読んでいて、ホントわくわくしたよ。やっぱ、三津田信三の作品は面白いな。★★★★☆
スカイリム SPECIAL EDITION>
・同胞団クエスト「血の栄誉」
魔女退治のクエスト。一応クリアしたが、まだ報告だけしてない。報告すると、次のクエストが始まるので。
・DLC「ドラゴンボーン」
「岩の浄化」と、「知識への道筋」の途中までクリア。テル・ミスリンが結構広いから、終わらなかった。
今日のアニメ
・かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ #9「かぐや様は送りたい」他&#10「かぐや様は許せない」他
「平成中村座小倉城公演」で芝居小屋が出てきているというので、見に行ってきた。「小倉城公演」というので、小倉城の敷地に建っているのかと思ったら、近くの勝山公園に立っていた。なら、「小倉公演」でイイじゃん。ちなみに、歌舞伎は入場料が高いので、中には入っていません(苦笑)。誰でも入れる二十軒長屋をうろうろと。
今日のアニメ
・荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ #6「暗号解読」他
今日の映画
・ターミネーター:ニュー・フェイト(アメリカ/2019年)
シリーズ最新作だが、「ターミネーター3」、「ターミネーター4」、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」を無かったことにして、「ターミネーター2」の続編という事になっている。だが、北米の初週の興行収入が制作費の1/20と大爆死したうえに、悪評も多い。…って事で観る前から、不安いっぱいだった。で、観た感想だが、まさにその通り。ジョン・コナーをいきなり殺すわ、T-800に自意識が目覚めるわ、「審判の日」を回避した筈なのに別の脅威が存在するとか、もう、設定がむちゃくちゃ。しかも、ストーリーは1作目と2作目の焼き直しも良いところ。ジェームズ・キャメロンともあろう人がどうしちまったんだ。但し、アクションだけは別。数回あるアクションの、そのどれもが大迫力。中でも冒頭の自動車工場から高速道路へと続くアクションは凄まじい。つまり、「ターミネーター」シリーズの続編としてはダメすぎるが、一アクション映画として観れば実に面白い作品なのだ。★★★★☆