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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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どこの家にも怖いものはいる(三津田信三/中公文庫)」、読了。
部屋から子供が消える「1つ目の話 向こうから来る 母親の日記」、森の中で割れ女という化け物と出会う「2つ目の話 異次元屋敷 少年の語り」、屋根の上や隣りの部屋から奇妙な音が聞こえる「3つ目の話 幽霊物件 学生の体験」、新興宗教にハマった家族から弟を連れ戻すため、沙緒梨は〈光子の家〉へ行く「4つ目の話 光子の家を訪ねて 三女の原稿」、村の有力者の家に生まれた女の子。だが彼女は狂女で。という「5つ目の話 或る狂女のこと 老人の記録」。これらの話は三津田が三間坂という男から聞いた話なのだが、時代も場所もまったく別の怪談なのに、どこか似ていると感じられる。

最近の三津田信三の作品は、初期のものほど怖くなくなったので、読み控えていた。ところで、某アンソロジーの中に収録していた彼の「赫眼」が怖くて、むちゃくちゃ面白かったので、また、読んでみたくなった(2~3冊同時に読んでいるので、このアンソロジーも近いうちに感想を書く予定。ただ、かなり分厚い本なのでいつのことになるか)。で、読んだのが本作。

読んだ感想としては、やはり初期の頃より怖くない。それでもあえて言えば、「異次元屋敷」が怖いかな。実は語られる怪談話より、「幕間2」のほうが怖い。ここを読んでいるときは、マジで怖かった。あとは、各怪談話の謎を解く「終章」が面白かった。勿論、ミステリーとしての謎解きでなく、怪談としての謎解きだが。伏線の回収の仕方とか、誤読の種明かしとか、実に上手い。読んでいて、ホントわくわくしたよ。やっぱ、三津田信三の作品は面白いな。★★★★☆

スカイリム SPECIAL EDITION>
・同胞団クエスト「血の栄誉」
魔女退治のクエスト。一応クリアしたが、まだ報告だけしてない。報告すると、次のクエストが始まるので。
・DLC「ドラゴンボーン」
「岩の浄化」と、「知識への道筋」の途中までクリア。テル・ミスリンが結構広いから、終わらなかった。

今日のアニメ
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ #9「かぐや様は送りたい」他&#10「かぐや様は許せない」他

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