真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「雨月物語(後藤明生(訳)/学研M文庫)」、読了。
◎雨月物語
「白峯」→僧の西行が白峯陵に参拝したとき、崇徳上皇の亡霊と出会う。…とは言っても怖い話ではなく、亡霊と人間の道を話す内容。まぁ、不思議系と言えば、不思議系ではあるが。★★★☆☆
「菊花の約」→病を看病したことが切欠で、義兄弟になった二人の男。ところが。…約束を守るために亡霊になって弟に会いに来る兄、その兄の仇を討とうとする弟。まさに武士の信義の物語で、胸熱の展開だ。★★★★☆
「浅茅が宿」→金を稼ごうと京都へ旅立った夫。夫の帰りを待つ妻。…待つ者の悲しみの物語。かなり心に残る良い話だ。★★★★☆
「夢応の鯉魚」→魚の絵を描く僧が仮死状態のとき、不思議な体験をした。…よく出来てはいるが、まぁまぁ程度。★★★☆☆
「仏法僧」→高野山を参拝したとき、深夜、不気味な武士の一団と遭遇した。…要は亡霊を目撃したと言うだけの話。可でも不可でもない出来。★★★☆☆
「吉備津の釜」→妻を捨て、遊女と逃避行した男。やがて、遊女が死に。…後半、怨霊化した妻が夜に訪ねてくる辺り、結構怖い。ラストは怪談ものによるあるオチだが、これがその元なのかも知れないな。★★★★☆
「蛇性の婬」→両氏の次男が、雨宿りしたとき、美しい女性と知り合った。その後、再開した二人は夫婦になる約束をするが。…どこまでも追いかけてくるし、少々の祈禱でも効果がない妖怪が怖い。★★★★☆
「青頭巾」→愛する童子が死んだ悲しみ為、その肉を食った僧侶。僧侶は鬼になり、村人を襲ったり、墓をあばいたりする様になる。…前半はかなり面白いが、後半、仏教のPRもののようになり、少々興ざめ。★★★☆☆
「貧福論」→倹約家の男の前に黄金の精が現れた。…金の問題に関する問答を繰り広げるだけの内容。確かに面白いことは面白いが、物語としてどうかなぁ…って気がする。★★★☆☆
◎春雨物語
「二世の縁」→夜、読書をしていると、土の中から奇妙な音が聞こえてきた。…前半は結構面白いが、後が続かない。最後は「で?」と言う感じでガッカリ。★★★☆☆
「死首の咲顔」→金の亡者の父親のために起こった一族の不幸。…怪談部分もホンの僅かあるが、基本は人間のイザコザの話。★★★☆☆
The Elder Scrolls Online>
◎(ブレトン/ドラゴンナイト)
・「グリーンシェイド」のサブクエスト「消えゆく木」をクリア。
今日のアニメ
・黒岩メダカに私の可愛いが通じない #07「アイツと待ち受け」…いや、ミイラコスのままでイイと思うが。
・Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。 #06「無色の闇」…いまだに続く元パーティとのイザコザ。さすがに飽きてきたぞ。
今日の映画
・ボディガード牙 必殺三角飛び(東映/1973年)
シリーズ2作目。タイトルが「ボディガード牙」となっているが、前作とはほぼ別もの。前作の反省があってか、格闘技色が前作より強くなっている。それでも、今度はヤクザ映画色がより強いんだが。あと、アクションがあまりにも少なすぎる。そんなこんなで、前作よりはマシかな…ってレベル。★★★☆☆
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HN:
九月風
性別:
男性