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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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死をもちて赦されん(ピーター・トレメイン/創元推理文庫)」、読了。
「アイオナ派か、ローマ派か」と言う教会会議中に起こった殺人事件。「修道女フィデルマ」シリーズの1作目。3作目と5作目を読んでから、本作を読むことになったのだが、これは出版社の発行順がそうなっているから仕方ない。さて、本作は1作目と言う事で、シリーズでコンビを組むフィデルマとエイダルフの出会いの物語であるし、また当時のカトリックの事情が面白く、なかなか興味深い内容だった。ただ、残念ながら、ミステリーの部分が極々ありきたりで面白味に欠ける。個人的には3作目や5作目の方が面白かったな。★★★☆☆

今日の映画
ゆがみ。 呪われた閉鎖空間(十影堂エンターティメント/2014年)
空き巣に入るが住人が戻ってきたため、ベッドの下に隠れる「ベッドの下から」、登山中に先輩と出会う「テントの中で」、ラブホテルの清掃員が忘れ物のケータイを見つける「忘れもの」、映画の撮影の合間に起こる怪奇現象「メイキング」、×印の付いた手袋で結界をはる「×印の手袋」、死体処理を生業にしている女性の話「報復」、契約者の家に訪れた保険セールスマンの話「生命保険」、死者と交信できる公衆電話に手を出した女子高生の話「ツナガル」、以上八つのエピソードからなるオムニバスホラー。残念ながら、どれもが微妙な出来。オチがすぐに分かったり、役者の演技がヘタクソすぎたり、ただデカい音でビックリさせたり、そんなのばかり。その中で面白かったのは、「ベッドの下から」かな。シチュエーションがなかなか面白い。後は「生命保険」か。これはホラーとしてはイマイチだが、ミステリーとして見ればなかなかのものだ。★★☆☆☆

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