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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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時をとめた少女(ロバート・F・ヤング/ハヤカワSF文庫)」、読了。
ヤングの短編集。
「わが愛はひとつ」→人工冬眠の刑に処せられた男が百年後に家路へ向かうが。…妻がとった方法がなかなか良いが、それでも「たんぽぽ娘」には敵わない。★★★☆☆
「妖精の棲む樹」→とある惑星の集落の近くにある巨樹。その管理者が、ドリアードと出会った。ヤングらしいロマンチックさとエコがプラスされ、なかなか読ませる。ところで何故か、読んでいて私はブライアン・W・オールディスの「地球の長い午後」を思い出した。全然違う小説なのに。★★★★☆
「時をとめた少女」→一人の男が宇宙から来た女性と出会う。…一見、ヤングっぽい作品のようだが、実はあまりヤングっぽくない。コメディと言うか、パロディと言うか。★★★☆☆
「花崗岩の女神」→女性の形をした山脈に登る男の話。全体的に淡々としていて、少々退屈気味。少年時代に別れを告げるラストは悪くない。★★★☆☆
「真鍮の都」→千夜一夜に登場するシェヘラザードに恋してしまった時間旅行員の話。まぁまぁの出来。しかし、それでイイのか、時間旅行員。★★★☆☆
「赤い小さな学校」→子供の頃に育った谷に帰ろうとする男の話。ノスタルジックで、描写が実に美しい。そこにSF的な要素を入れるのが、如何にもヤング的。★★★☆☆
「約束の惑星」→惑星を開拓する男の話。男の心境がよく描かれているが、SF的な魅力が乏しい。★★★☆☆
[総評]→一番好きな小説と聞かれたら、本作の作者であるヤングが書いた「たんぽぽ娘」と答える。そんな訳で読んだのだが、やはりと言うか当然というか、「たんぽぽ娘」を超える作品はなかった。そんな中でも、「妖精の棲む樹」が一番面白かったかな。

今日のアニメ
亜空大作戦スラングル #31「発進! ゴリラン・オーキー」
爆れつハンター #24「破滅への序曲」
生徒会役員共*(OVA) #14「1対1」+「原作未消化エピソード!たまったら出せ!!中で!!フルスロットル!!」+「アリアのこれなーに??」+「パチパチパンパン」+「いったれウオミー!!」…OVAだが、TVのシーズン2から続くエピソード。

今日のドキュメンタリー
ザ・プレミアム 「深海のロストワールド 追跡!謎の古代魚」

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