真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
昨日の友達との忘年会は楽しかった。やっぱ、飲み会は気の合った者どうしが最高だな。ところで、その一人である映画好きの友人に「ボヘミアン・ラプソディ」を大プッシュされてしまった。これは観ない訳にはいかないな。まだ公開されていればの話だけど。
昨日の映画
・スカイライン-奪還-(イギリス/中国/カナダ/インドネシア/シンガポール/アメリカ/2017年)
「スカイライン-征服-」の続編。前作を観たのが、7年くらい前なので、はっきりとした記憶がないが、今回は前作の事件の別の登場人物による別のエピソードのようだ。では面白いかと言えば、結構微妙。確かに前半は面白いが、中盤以降、どんどん変な展開になっていく。とにかくコロコロと変わるシチュエーションについていけない。なんかトーンが安定してなくて、観ていて楽しくないのだ。クライマックスに至って格闘アクションになってしまうし。昔観たゾンビ相手にカンフーで戦う「霊幻道士」を思い出して、笑ってしまったよ。更にラストは(多分)前作以上のトンでも展開になってしまう。とどめはエンドクレジットでのNGシーン。もう、なんと言ったらイイのか。良く言えば、サービス精神満載なんだろうけど。はっきり言って、B級SFアクションの怪作だ。★★★☆☆
・来る(東宝/2018年)
澤村伊智の「ぼぎわんが、来る」の映画化。一応、ホラー映画ではあるが、かなり変わった作品だ。内容は三部作になっており、夫の秀樹、妻の香奈、フリーライターの野崎、それぞれの視線で話は進んでいく。はっきり言って、映画の最初は面白くない。軽薄で頭の悪い今どきの若者の話が延々と続き、観ていて、うんざりする。ところが秀樹のパートの中盤くらいから俄然面白くなる。特に最後の究極の選択シーンは圧巻だ。あと、野崎のパートのクライマックスのお祓いのシーンは、凄まじい迫力がある(神道、仏教、道教などが一体となってのお祓いは笑ってしまったけど)。だが、怖い映画かと言えば、そうでもない。実際、制作者側でも、ホラーでなく、人間を描こうとしているし。しかも、次々と浮き彫りになっていく人間の闇や悪意は、観ていてしんどいものがある。はっきり言って、私好みでなかった。しかし、最後まで正体がはっきりとしないこの悪霊、映画史上でも最も強力なんじゃないかな。多くの犠牲者を出したうえに、最後にはあれだけ集まった霊能者を全滅させるんだからな。★★★☆☆