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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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怪談の悦び(南條竹則(編)/創元推理文庫)」、読了。
「ダンカスターの十七番ホール(H・R・ウェイクフィールド)」→ゴルフ場の17番ホールで起こる奇妙な出来事。…原因がはっきりしないので、実に薄気味悪い。★★★☆☆
「魔性の夫(つま)(エリザベス・ボウエン)」→昔の婚約者から来た手紙。…ラスト近くの展開をはっきり書いてないので、かなり不気味。★★★☆☆
「棺桶屋(リチャード・ミドルトン)」→棺桶のチラシをもらった男の話。…それほど面白い展開とは思えない。★★★☆☆
「青の無言劇(アーサー・キラ=クーチ)」→旅先の宿屋で遭遇した奇妙な出来事。まぁまぁかな。相変わらず真相ははっきりしない。★★★☆☆
「深き淵より(ロジャー・ペイター)」→修道院の中から聞こえる奇妙な声。う~~ん、大して面白くないな。★★★☆☆
「天国(メイ・シンクレア)」→天国に行った男の話。…天国と言っても、我々が考える天国とは違う。一応、最後の方でその説明がある。悪くはないけど、これ、怪談じゃないよな。★★★☆☆
「ゼリューシャ(M・P・シール)」→古い手紙を読んだ日、ある貴婦人と出会う。…多分、幽霊ものだと思うが、なんと言ったら。★★★☆☆
「ウルヴァーデン塔(グラント・アレン)」→美しい屋敷を訪れた女性が二人の黒髪の女性と出会う。…幽霊ものだが、これはなかなか面白かった。とにかく、情景描写が美しい。あと、単純な幽霊ものだけでなく、北欧神話を絡めているのも良い。★★★★☆
「マダム・ジャンの商売(ヴィンセント・オサリバン)」→叔母から全財産を受け継いだ男が自殺した。何故か?。…その顛末を描いた作品だが、ごくごく普通の怪談話だった。内容的には日本の怪談話に近いかな。★★★☆☆
「なくした部屋(フィッツ=ジェイムズ・オブライエン)」→貸家である大きな屋敷、そこに住んでいるのはとんでもない連中だった。…締めである最後の数行がなかなか良いし、全体的に悪くない。だが、どうもイマイチの印象。★★★☆☆
「羊飼いの息子(リチャード・ミドルトン)」→死んだ息子がまだ生きていると思っている羊飼いの男と出会う。…頭のおかしい羊飼いと思っていたら、実は更に…っと言う内容。ラスト数行が実に不気味。★★★☆☆
「「彼等」(ラドヤード・キプリング)」→男が道に迷って、盲目の貴婦人が住んでいる大きな屋敷に辿り着く。そこには何人かの子供がいるようなんだが。…子どもたちがなかなか姿を現さないので、その正体に察しがつく。その辺りに意外性はない。ただ半面、貴婦人の行動がはっきりしない。その辺りが怪なのかもしれない。★★★☆☆
「中国魔術(アルジャノン・ブラックウッド)」→ふっと現れた女性に心を惹かれるが。…これ、ホラーか?。…っと思っていたら、最後の数行を読んでホラーだったことが分かった。★★★☆☆

今日のアニメ
邪神ちゃんドロップキック 第十一話

今日のドラマ
特別編必殺仕事人 恐怖の大仕事 水戸・尾張・紀伊(朝日放送/松竹/1981年)
「必殺」シリーズの長時間スペシャルの第1弾。妙に観たくなって、録画していたものを引っ張り出して視聴。ただ、監督はあの工藤栄一だが全体的にイマイチの出来。盛り上がりに欠けるというか。ちなみに、オリジナルキャラの与市(フランキー堺)と矢島仙十郎(西郷輝彦)、そして「仕舞人」の坂東京山(京マチ子)が助っ人として参戦。あと、悪役で後に勇次を演じる中条きよしが登場する。

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性別:
男性

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