真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「幽霊の2/3(ヘレン・マクロイ/創元推理文庫)」、読了。
パーティの席で、人気作家のエイモス・コットルが「幽霊の2/3」と言うゲームの最中に毒殺されてしまう。…っと言うミステリー。普通なら「犯人は誰だ、動機は何だ(動機がある人間が一人もいないので)」っと言う事に焦点が絞られるが、本書はそう言う事にあまり触れずに進んでいく。やがて、被害者の過去や現在が分かり、彼がどういう人間なのかが分かってくる。つまり、そう言う作品なのだ。最後で意外な展開をするものの、それもそう言う部分の一端に過ぎない。勿論、最後の最後で犯人や犯行のトリックが示されるが、これがはっきり言って、あまり面白くない。つまり、人間ドラマとしては結構面白いものの、ミステリーとしては非常に物足りない作品だった。★★★☆☆
今日の映画
・剣豪二刀流(東映/1956年)
厳柳島の決闘の後の宮本武蔵を描いた、片岡千恵蔵主演の作品。出来はまぁまぁかな。宮本武蔵ものと言えば、内田吐夢監督作の大傑作があるので、どうしても評価が厳しくなる。それでも、この頃の役者は立ち回りが上手いので、殺陣シーンは大迫力だ。★★★☆☆
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[11/28 九月風]
[11/27 ダムダム人]
[11/01 九月風]
[10/30 ダムダム人]
[10/13 九月風]
HN:
九月風
性別:
男性