真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「熊と小夜鳴鳥(キャサリン・アーデン創元推理文庫(F)」、読了。
母の命と引き換えに生まれてきた領主の娘ワーシャは精霊を見る力を持っていた。ところが、狂信的なキリスト教徒である継母が精霊を否定し、更に新しくきた司祭が精霊信仰を禁じた為に、精霊たちの力が弱くなってしまう。そんなある冬、村を魔物が襲った…。「冬の王」シリーズの1作目。これは文句なく面白かった。内容的には、おとぎ話と少女の成長を描いた青春ものが合わさったような作品。あらすじだけ見ると、イライラする話のようだが、実際はそんなことはない。とにかく、主人公が積極的でうじうじしないし、トラブルの原因を作った者たちは最後にその報いを受ける。なので、読後は結構清々しい。また、展開がかなり遅いので、途中まで「どうかな?」っと思っていたが、魔物が村を襲い始めてからはテンションアップして、ぐっと盛り上がってくる。そのサスペンスもかなり凄い。最後の決戦もかなりのものだ。そして、シリーズものなのに一応話が完結しているのにも好感が持てる。何れにしろ、2作目が楽しみ。★★★★★
今日のアニメ
・青のオーケストラ #03「海幕高校オーケストラ部」…開始早々に進路を決めるが、中盤辺りでいきなり入学式のシーン。展開が早っ。それにしても、主人公2人が完全にイチャイチャモード。
今日の映画
・ジャイアント・スパイダーズ 巨大クモ群団の襲撃(中国/2021年)
遺伝子操作によって生まれた巨大蜘蛛の大軍が人間に襲うSF。巨大蜘蛛が半端なく出てくるし、最後には蜘蛛女まで登場する。サービス精神が満載と言うか、節操がないと言うか。ただ、そのくせ、意外なほど面白くない。CGがチャチなのはいつものことだが、肝心のアクションシーンがねぇ。確かにアクションは多いが、どれも単調だし、工夫がない演出が続くので、結構退屈。結局、いつもの中国映画の出来だった。★★☆☆☆
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HN:
九月風
性別:
男性