真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
中古とは言え、せっかくNDSソフト「東京魔人學園剣風貼」を買ったので(実はPS版を持っているのだが、ゲーム機をTVにつないでプレイするのが最近面倒臭くなって(笑))、少しプレイしてみる事にした。ところがプレイし始めると、結構面白くて、かなりの時間遊んでしまった。あまり長時間プレイしても他のことが出来なくなるので、途中で止めたが、それでも「妖刀村正」の章まで進んでしまったよ(汗)。ところで生徒会長の美里葵のCVが堀江由衣で、新聞部の杏子のCVが田村ゆかりですか。結構豪華だな。…にしても、美里、可愛すぎ☆。ほっちゃんだからと言う訳でもないが、こう言うお嬢様キャラに弱いんだよね(笑)>私
今日のアニメ
・シムーン #7「公海上空にて」
今日の映画
・妖美伝奇 新説 牡丹灯籠 壱~この世の果て~(「新説 牡丹灯籠」製作委員会/2009年)
…って、どこが「牡丹灯籠」だよ。現代を舞台にしているのはまだしも、らしき部分が全くない。心霊シーンが少しあるだけの、単なるエロ映画。酷い出来だ。
・惑星アドベンチャー スペース・モンスター襲来!(TV放送題:火星人の襲来)(アメリカ/1953年)
50年代に多く作られた侵略SFのひとつだが、明らかに子供向き。そのため、サスペンスが薄く、全体的に甘さが目立つ内容だが、この手の低予算SFにしては良く出来ている方だろう。ラストの二段オチも悪くない。
「聖杯は迷宮に誘う((西谷史/小学館(ルルル文庫))」、読了。
高1の夏、キューちゃんこと弓里夏美は、大臼に住む海部家の大伯母さまのもとに行くことになった。実は、先日両親を亡くし、自閉症になった小夜子という6歳の少女にあって欲しいと、大伯母さまに頼まれたからだ。やがて海部家に着いた夏美を待っていたのは、一族に伝わる聖杯の伝説をめぐる怪事件だった。
前作の反省があってか、今回は最初から最後まで宝探しと言う内容になっていて、実に楽しかった。これに小夜子にまつわるストーリーや、夏美の恋物語、そして幽霊話が絡んでくる。しかし、何れのエピソードもメインである宝探し話に邪魔にならないようになっているのが良い。しかも、そのくせ、そのどれもが物語を盛り上げるための題材になっているが、実に見事だ。そして何と言っても最大の見せ場は、クライマックスのダンジョン探索シーン。この辺りはもうワクワクものだ。はっきり言って、前作より遥かに楽しめるトレジャーハンターものになっていた。
ただ問題があるとすれば、出番が少なくなったためか、アリスが前作ほど魅力的でないこと。百合百合さも、アリスより新キャラの小夜子との方が強いのが何とも残念だ。
今日のアニメ
さて、今日は留守中に溜まっていたアニメを鑑賞。それにしても、3日留守にしただけでむちゃくちゃ溜まっているよ。観るのが大変だった。
・ケロロ軍曹 #312「ドロロ 侵略こそ我が使命! であります」
・迷い猫オーバーラン! #4「迷い猫、脱いだ」…新キャラの清楚でお淑やかな夏帆がイイ☆。しかも腹黒そうだし(笑)。
・さらい屋五葉 #1「形ばかりの」…まったく期待してなかったけど、結構面白い。今期は大穴が多いなぁ。
・けいおん!! #2「整頓!」…面白かったけど、唯のボケがちょっとわざとらしい気がする。
・閃光のナイトレイド #4「カメラと包子(パオズ)と野良猫と」…前回と打って変わって、コミカルな回。メインの話から外れた番外編みたいなものか。
・君に届け #22「クリスマス」…爽子の父親、子離れが悪すぎ。
・B型H系 #9「汗と涙のバレンタイン! 山田より愛?を込めて」+#10「磨けエロパワー! こんな感覚、初めてなの…」…#10はいつも以上にエロイなぁ。授業中にするんじゃない(笑)。それにしても、山田より宮野の方が絶対に可愛いと思うんだが。
・いちばんうしろの大魔王 #5「地下迷宮にご用心」…今回はころねの活躍の場がないので、ちょっと面白さに欠けるような気がする。
・kiss×sis #5「ゴメンナサイ!」…エロネタと言うよりは、失禁ネタ。ヘンタイ度がドンドン高くなる(笑)。
・荒川アンダー ザ ブリッジ 5 BRIDGE「第33話 気持は隠せない」+「第34話 野菜畑でこんにちは」+「第35話 パプリカなら…」+「第36話 あなたのために」+「第37話 家族」+「第38話 ヒモ」+「第39話 やってやるさ」+「第40話 ミュージックバトル」+「第41話 素晴らしい音楽」+「第42話 荒川一発芸予選」…野菜畑の女の子、可愛すぎ。しかも、ドジっ子だし。
・WORKING!! #2「伊波、男性恐怖症。だって怖いんだもん…」…前半はあれだけど、後半は伊波が妙に可愛かった。もっとも、ポプラの可愛さには敵わないけど。
…以上、11本(汗)
翌日。まず、薬師寺と唐招提寺に行く。印象的だったのは、唐招提寺の千手観音立像。…にしても、薬師寺が玄奘三蔵法師(西遊記のあの人ですよ)のゆかりの地と言う事は知らなかったな(不勉強で申し訳ない)。その後、せっかくなんで、垂仁天皇陵に行ってみた。しかし、デカイ。知らなかったら、これが古墳だとは分からないよ。ところで、ここの管理は宮内庁が行っているので、入れないところが多い。さて昼からは、JR奈良線を大阪に向かい、JR法隆寺駅まで行く。そう、次の目的は法隆寺。ここもデカイ。ちゃんと見ようと思ったら、半日はかかるんじゃないかな。ところで相変わらず不勉強で申し訳ないが、ここって、聖徳太子のゆかりの地だったんだな。知らなかった(苦笑)。
そして、最後は今回の目的にひとつである龍田神社。JR法隆寺駅から大阪方面へ二駅ほど行ったところにある三郷駅。駅から降りて、5分ほど歩いたところにその神社はある。当然、観光客なんて一人もおらず、地元の人間らしき人が1~2人いるくらい。さっそく、境内を探索するが、龍田姫の存在が確認できない(名称は「龍田」だけど)。境内には白蛇を祀っているとか、お稲荷さんを祀っているとか書かれているが、どうもはっきりしない。仕方なく帰ろうとしたら、巫女さんがお守りを売っていたので、その巫女さんに聞いてみた。するとカタログまでとりだして、丁寧に教えてくれた(感謝)。結論を言えば、やはりここで間違いはなかった。場所は拝殿の奥の5つある建物の左側の奥。下の写真で龍田比売命と書いてあるところ。ここに鎮座しているらしい。おおっ、ついに居場所を突き止めたぞ。あと、御守りにも他では見かけない「風神」という文字が書いてあった。これは間違いないね。
そんな訳で今回の探索の旅は終わったけど、実に有意義だった。確かに観光地化した有名な寺や神社を見て周るのも良いけど、こう言う観光客がいかない隠されたスポットを周る方が、遥かに楽しいと思うよ。
いつもより早く起き、早朝の新幹線で奈良へ(途中で在来線に乗り継いだけど(笑))。奈良に到着したのが、11時ごろ。とにかく日数が限られているので、すべてを周れない。…なので、特に有名なところだけを周ることにした。しかし奈良なんて、中学生の修学旅行以来だよ。JR奈良駅を降りて、まずは三条通りを東へ。猿沢池や五重塔を見ながら、一路東大寺を目指す。東大寺と言えば、奈良の大仏。久しぶりに見たが、やはりデカイ。ただ個人的には、南大門の仁王像の方が興味深く見れたけどね。ところで、これらの国宝や重要文化財を見るのには中学生では早すぎるのんじゃないかな。私も中学時代に見たときは、よく分かってなかったので、それほど面白いとも思わなかったし、感動もしなかった。やはり今の方が知識も増えているので、断然面白かったよ。
次に向かったのが、手向山八幡宮。そう、つまり、ここが今回のメインの一つである佐保姫のゆかりの地。当然、観光客なんかいないから、ゆっくり見ることができる。ところが、ところがある。境内を色々と見て周ったけど、佐保姫のさの字も出てこない。ちょうど、神主さんみたいな人がいたので、聞いてみることにした。それによると、以前は佐保姫を祀っていたが、ある時期に取っ払ってしまったとのこと。詳しい事情は教えてくれなかったが、何かあったんだろうな。その後、佐保山が佐保姫信仰の中心になったらしい(元々、佐保山に対する信仰はあったので)。う~ん、聞いてみなければ分からないものだ。そんな訳で、佐保姫の探索は若干不満が残ったが、これが民俗信仰探索の難しさなんだろうな。…っと言うものの、ここが佐保姫のゆかりの地であることには違いない。その後の近くで桜の花も見かけたし、佐保川も見つけたので、佐保姫が歓迎してくれた…ってことじゃないかな(笑)。
その後、春日大社と新薬師寺を見る。春日大社で印象に残ったのは、あまりの数の多さに唖然とする釣灯籠。一方、新薬師寺は何と言っても、伐折(ばさら)羅大将像。…っと、ここで一日目が終わる予定だったが、少し時間が余ったので、朱雀門まで行ってみることにした。朱雀門は良かったけど、1300年祭の会場(朱雀門の裏手にある)は単にデカイばかりで観るところがなく、ちっとも面白くなかったよ。
GWを利用して、奈良に行くことにした。実は以前から、佐保姫と龍田姫のゆかりの地を訪ねたいと思っていた。ただ、それだけで奈良まで行くのはちょっと…っと思っていたところ、ちょうど今年、「平城遷都1300年祭」だったので、それを兼ねて思い切って行くことにした。
さて、その佐保姫と龍田姫を少し解説しておく。佐保姫は春をつかさどる女神の名前で、龍田姫は秋をつかさどる女神の名前。当然、他の季節の女神もおり、夏の女神が筒姫、冬の女神がうつ田姫となる。ただ、この二人に関しては、よく分からないところが多く、調べても正体も鎮座している場所も分からない。その中で比較的はっきりしているのが、先に書いた佐保姫と龍田姫は鎮座しているところが分かっている。面白いのは、これらの女神が民俗信仰による女神のため、日本神話に登場する女神のように観光地化された神社に鎮座しているのでなく、ひっそりとした所に祭られていることだ。個人的には、こういうものの方が興味をひかれる。
まず佐保姫だが、奈良の東の佐保山に宿る春の女神のこと。そして、佐保とは白くて柔らかな春霞を身にまとう若く美しい女性のことを意味するらしい。そのことから、染色や機織をつかさどる神とも言われている。但し、「古事記」に登場する沙本昆売(さほひめ)とは、別人のようだ。鎮座している場所は奈良市の手向山八幡宮摂社住吉境内の佐保神社。
もうひとりの龍田姫だが、奈良の西の龍田山に宿る秋の女神のこと。そして龍田の神と言えば、風神としても有名であることから、彼女も風の神という側面も持っているようだ。鎮座している場所は、奈良県生駒郡三郷の龍田神社。