真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
今日のアニメ
・シムーン #9「審問」
今日の映画
・ドロップ(角川映画/2009年)
ブームなのか、最近やたらと多い不良アクションものの一本。ケンカアクションとすっとボケたユーモアが中心で、それがこの作品の最大の見せ場になっている。もっとも、ほぼそれだけしかないが(笑)。…にしても、あまりにも唐突な展開が多すぎる。こう言うのって、説得力がなくて良くない(達也がヒロシを仲間にする辺りとか)。中でも、取って付けたようなラスト近くのお涙頂戴的展開はさすがに酷すぎる。はっきり言って、演出や脚本は素人並み。それを勢いだけで、撮ったような映画だ。…なので、頭を空っぽにして、アクションと笑いを楽しむのが吉だろう。あと、最近の日本映画では珍しい狂犬キャラの達也を演じた水嶋ヒロが意外と良い。ところで、どう見ても彼ら、中学生に見えないぞ(笑)(最初、高校生と思っていた)。
「イルスの竪琴(3) 風の竪琴弾き(パトリシア・A・マキリップ/ハヤカワ文庫)」、読了。
シリーズものを、やっと、ひとつ読み終えたよ。この調子で、残りのシリーズものも。
再会したモルゴンとレーデルル。ふたりはある日、古の魔術師たちが魔法学校の創立者であり、偉大な者であるギステスルウクルオームを倒そうと都に集まっている…っと言う噂を聞いた。ふたりは一路、ランゴルドを目指す。
シリーズ3作目にして、完結編。相変わらずのストーリーの弱さに少しガッカリ。いや、確かにストーリーはあるのだが、かなり薄い。しかも全体的に淡々としていて、起伏に乏しい。描写力は相変わらず素晴らしいんだけどなぁ。やはり、この作品は美しい自然や町の描写を堪能する作品なのかもしれない。ところで、このシリーズの中では2作目が一番好きだな。
今日のアニメ
・kiss×sis #7「な、なんと〜っ!? 真夏のびしょ濡れ妄想曲」…相変わらずのエロアニメぶりだが、段々マニアック度と変態度が上がってきた。もう、何と言ってイイのか。
・荒川アンダー ザ ブリッジ 7 BRIDGE 第52話 橋の下の教師」+「第53話 興味」+「第54話 授業開始」+「第55話 シマ」+「第56話 素直になれなくて」+「第57話 相手変われば人変わる」+「第58話 冬が来たら」+「第59話 変化」+「第60話 常識とは?」+「第61話 荒川一発芸予選」
・WORKING!! #4「相馬、さわやか すぎる青年」…相馬の暗い部分が分かるのと、宗太がちっちゃいものが好きな(ロリコンとも言う)理由が分かる回。先週、少々不調だったので心配したが、今週は元のレベルに戻っていた。良かった、良かった。ただ、ぽぷらがあまり目立たなくなったのが残念(確かに、まひるも相当に可愛いんだけどね)。
「夜叉ヶ池・天守物語(泉鏡花/岩波書店)」、読了。
泉鏡花の傑作戯曲を二編収録。
「夜叉ヶ池」→龍神を封じ込めた夜叉ヶ池。封印のため、萩原は一日に三度鐘を撞く。だがある水不足の年に村人が…。…龍神伝説と、人間の持つ迷信とエゴを描いた傑作。作品の持つ幻想的な雰囲気も素晴らしいが、何と言っても龍神の姫君(白雪姫)の美しさが絶品。雪なす薄物、紅の炎のような襲衣(表着のこと)、鱗の帯、下締(腰紐のこと)なし、身の丈以上の黒髪などなど。その姿は美しすぎる。
「天守物語」→播州姫路城の天守にすむ妖怪、富姫。彼女の前に鷹匠の姫川図書之助が現れて…。…妖怪と人間の恋物語であり、切ない悲恋の物語である。この富姫も、白雪姫同様に美しい。故に、その切なさが一層浮き彫りにされる。個人的にこう言う切ない話って、好きだな。ところで本作が、「夜叉ヶ池」とリンクしているのには驚いた。
今日のアニメ
・閃光のナイトレイド #6「乱階の夜」
・君に届け #24「誕生日」…ふたりのイチャイチャぶりが楽しすぎる。
・B型H系 #13「スク水で大決闘! アンタにだけは絶対負けない!」+#14「夏の日の思いで…… 山田、野生に帰る!」…ここ数話不調だったが、今回は久しぶりに笑える回だった。
・いちばんうしろの大魔王 #7「伝説の勇者現る!」…寛まで力を手に入れた。これで、もう最強軍団だ(笑)。
GWに奈良に旅行した時、偶然、カルラ(インド神話のガルーダの別名。仏教では迦楼羅)のお面を見つけた。そのお面が妙に印象的で、ずっと頭から離れない。しかもその影響で、コミック「変幻退魔夜行・カルラ舞う」が無性に読みたくなってきた。そんな訳で今日、本屋に走り、文庫本化されてるそのコミックを購入した。帰宅後、一気に読んでしまったよ。しかも1巻が「奈良怨霊絵巻」。なんか因縁を感じるなぁ(笑)。ところで久しぶりに読んだが(単行本は持ってなかった)、やっぱ面白いね、このコミック。残りの巻も読もうかな。
今日のアニメ
・迷い猫オーバーラン! #6「迷い猫、困った」…何じゃ、今週の内容は。なんか、段々ひどい出来になるな。
・さらい屋五葉 #3「徐々に巻き込んで」
・けいおん!! #4「修学旅行!」…イマイチだなぁ。唯と律の騒ぎっぷりも、ガキっぽくて良くない。
今日の映画
・岸辺のふたり(イギリス/オランダ/2000年)
海に消えた父親を待つ娘の話。…たったこれだけの話で、尺もわずか8分の短編アニメ。なのに、そこで展開するドラマはどんな映画にも負けない。しかも壮大で、実に切ない内容。それを顔のアップや台詞を使わず、体の動きだけで表現するんだから、この作家の実力はかなりのものだ。受けしか狙ってない日本の最近のアニメ作家は見習うべし。あと、音楽(ヨシフ・イヴァノヴィッチのワルツ「ドナウ河のさざ波」)が実に良い。名作とはこう言う作品のことを言うのだ。
・13日の金曜日(アメリカ/2009年)
シリーズの新作ではなく、リメーク作。もっともリメークと言っても、1~4作目辺りの要素をミックスした感じかな。それにしても、やっている事は以前と同じなんだが、なんかちっとも面白くない。全体的にダラダラした展開だし、クライマックスも全く盛り上がらないし。殺しのシーンも以前に比べ、かなり陰湿になっているのもどうかと思う。はっきり言って、作らない方が良かったのでは。実際、本作はあまりヒットしなかったようで、続編製作はすでに暗礁に乗り上げているようだ。まぁ、この出来なら仕方ないな。
「厭魅の如き憑くもの(三津田信三/講談社)」、読了。
昭和のある年の神々櫛村。ここで怪異なことが起こっていた。叉霧巫女の孫娘である沙霧の生霊の目撃、沙霧が邑寿川で体験した怪異などなど。そして、この地に怪奇作家の刀城言耶が訪れたとき、連続殺人が起こり始める。
「刀城言耶」シリーズの1作目。ホラーとミステリーが融合した異色作。京極夏彦に近いタッチで、たぶん、かなり影響を受けているようだ。ただ、こちらは京極夏彦の作品に比べて、その恐怖が心霊ドラマもしくは都市伝説的。その分、恐怖がより身近で実に怖い。実際、まじで怖いシーンがいくつもあった。ただ感心したのは、こう言う内容だと、普通どっち付かずになるのに、ホラーとしてもミステリーとしても破綻してない。これは凄いことだ。…っとは言うものの、ミステリーとしては凡作だ。ラストの二転三転する真相は楽しいが、あの真相は説得力がなさすぎる。実際、あれは実行不可能だろう。そんな訳で、ホラーとして楽しんだ方が吉だと思う。比重も、かなりホラー寄りだと思うし。ところで、本作のヒロインと言うべき、薄幸の美少女、沙霧が魅力的だ。ホント、可愛いよ☆
今日のアニメ
・デュラララ #5「羊頭狗肉」…巨乳眼鏡っ娘に、もっと出番を。
・喰霊-零-(ディレクターズカット版) #1「葵上 -あおいのうえ-」…以前、地上波で観ていたけど、DC版らしいので、再見することにした。ところでDC版って、AT-Xで放送していた無修正版と違うのかな?
・ケロロ軍曹 #314「ケロロ 裸の侵略者 であります」
今日の映画
・劇場版“文学少女”(ティー・オーエンタテインメント/クロックワークス/2010年)
本作のヒロインである天野遠子、可愛すぎ☆。はっきり言って、この可愛さは尋常じゃない。個人的には、ここ数年のアニメの中でもベスト1…っと言って、まず間違いないだろう。明るいし、知的だし、おちゃめだし、仕草は可愛いし。もう完全に私好み(笑)。確かに心葉にデレデレのななせも、心葉のぞっこんな美羽(彼女の場合、○○なのでちょっと微妙だが(笑))も可愛いが、遠子と比べたら、とても比較にならない。ホント、これほど魅力的なキャラはそうそういないよ。彼女の姿を永久保存するために、Blu-rayを買ってイイかな…って感じだ。(続きは[本館]で)
・「世界樹の迷宮」と「世界樹の迷宮Ⅱ 諸王の聖杯」の廉価版、7月15日にリリース。
以前から気になっていたので、これを機にプレイしようかな。
今日のアニメ
・裏切りは僕の名前を知っている #5「新たな出逢い」…叢雨姉弟のイチャイチャぶりは近親相姦的で、本当ヤバいよ。
今日の映画
・エンブリヨ(アメリカ/1976年)
一種のマッド・サイエンティストもの。展開も、人為的に作られた生物、一時的な栄光、狂い始める科学による創造物…っと、その手の映画によくあるパターン。そんな訳で物語が思った通りに展開するが、決して悪い出来ではない。若干展開のダラダラさが気になるが、全体的に上手く演出されているので、最後まで飽きずに楽しめた。しかも、科学が生んだ怪物が(ここではヴィクトリア(バーバラ・カレラ))、自らその異変と対処方法を見つける辺りがこの手の映画にはあまり前例がなく、新鮮だった。また皮肉で後味の悪いラストも、なかなかのもの。もしかしたら、傑作かも。
今日のドラマ
・大魔神カノン #6「加温」…「デビルマン」のシレーヌのようなキャラが登場(一応、味方のようだ)。そのためか、今までで一番面白かったような気がする。
今日の映画
・暴動島根刑務所(東映/1975年)
刑務所もの。タイトルから分かるように、看守の非人間さに囚人が暴動を起こすと言う内容。ありきたりなストーリーだが、演出が上手いせいか、最後まで飽きずに観ることが出来た。ところで以前、この作品を観た時は狂気と暴力が延々と続く映画だと思っていた。だが今観ると、意外とコミカルで、結構笑ってしまう。まぁあまり品の良い笑いでなく、下品も良いところなんだけどね。しかし、観る年齢でここまで作品の捉え方が変わるのかと、少し驚いたよ。