真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
・実写版「けいおん!!」、6月12日にTOKYO MXで放送?
マ、マジすか。
「変幻退魔夜行・カルラ舞う(2)」、読了。今回は「仙台小芥子怨歌」編。う~~~ん、「奈良怨霊絵巻」と内容があまり変わらないような(笑)。唯、巫女装束の翔子が、むちゃ可愛かった☆
今日のアニメ
・シムーン #10「籠の鳥」
今日の映画
・かいじゅうたちのいるところ(アメリカ/2009年)
変な映画だ。ベストセラー絵本の映画化らしいが、すげーシュール。ストーリーらしいストーリーはなく、不思議な感覚のエピソードが次々と繰り広げられるだけ。しかも、金使っているのか使ってないのか、最新VFXなのかアナログSFXなのか、よく分からない映像。まぁ結局、子供向きの内容なんだろうが、このシュールさが子供に分かるのかなぁ。かと言って、大人向きとは言えないし。何れにせよ、私の好みの映画ではなかった。
「舞面真面とお面の女(野崎まど/メディアワークス文庫)」、読了。
ある年の暮れ。大学院生の舞面真面(まいつらまとも)は、叔父の影面(かげとも)に呼び出しを受け、影面が住む人里離れた邸宅に向かった。そこで影面から、真面の曽祖父の遺言の解明を頼まれる。遺言には「箱を解き、石を解き、面を解け、よきものが待っている」っと言う意味不明の言葉が書かれていた。真面は従姉妹の水面(みなも)とともに謎の解明を始めるが、白い獣の面を付けた少女が現れたことによって、事態は意外な方へ。
最後の真相を読んで、唖然としてしまった。こんなミステリー、今まで読んだことがないよ。いや、果たしてミステリーと言って良いのかどうか。詳しい事を書くとネタばれになるので止すが、最後に誰もが予想してないようなとんでもない結末(&真相)にたどり着く。確かに伏線の張り方が上手いとか、遺言の謎ときが楽しくて吸引力が凄いとか、「お兄様」っと慕ってくる水面が可愛すぎる☆とか、固有名詞が多すぎて安っぽい印象を持つとか、登場人物が薄っぺらとか、感想を書くこともできる。だが、このぶっ飛んだ真相の前では、どうでもよくなる。とにかく「読んで驚け」、それだけの作品だ。ただ、その真相があまりにもトンでもな真相なので、賛否両論があるんじゃないかな。「これは反則だ」っと言うのと、「いや、こう言うのも有りだよ」っと言うのと。この辺りは完全に個人の趣向の問題なので、各自が読んで判断するしかないが、私個人としては「有りかな」って感じだった。ところで、聞くところによると、この作者の前作である「[映]アムリタ」は本作以上にぶっ飛んでいるらしい。ちょっと読んでみたい気がする。
今日のアニメ
・kiss×sis #8「八月はいつもアレ」…美春、失禁キャラになってしまった。
・荒川アンダー ザ ブリッジ 8 BRIDGE「第62話 ウソ」+「第63話 橋の下の社員達」+「第64話 秘書」+「第65話 ティープな関係」+「第66話 初めての…」+「第67話 一人」+「第68話 青い鳥」+「第69話 荒川一発芸予選前」
・WORKING!! #5「ある風邪の日に…、いつもと違うワグナリア」…最近、ぽぷらより、まひるの方が可愛く思えてきた(笑)。
ドラクエⅨ>
配信クエストのダウンロードに行く。目的はリッカの宿屋をスペシャルゲストを呼ぶため。今回のスペシャルゲストのマーニャ。さっそく彼女から衣装を貰って、キャラに着せてみたが…。に、似あわねぇぇ(笑)。色気もないし(笑)。ところで、未クリアの配信クエストがいっぱい溜まったので、久しぶりにプレイを再開してみようかな。
今日のアニメ
・閃光のナイトレイド 特別編「預言」…総集編。
・君に届け #25「新年」(最終回)…遂に終わった。中盤、若干盛り上がりに欠けたのが残念だったが、それ以外は満点。特に前半の盛り上がりと、感動は半端じゃなかった(ラスト数話も良かった)。愛憎ドロドロの内容なのに、何故か清々しいと言う、今までに例がないタッチで新鮮だったし。ホント、面白いシリーズだったよ。そう言えば今年、この作品、実写映画になるんだよな。そちらも楽しみ。
・B型H系 #15「わーい!修学旅行だ! 二人っきりになれなくて…」+#16「俺、山田のことが、す…… すったもんだの珍道中!」
・いちばんうしろの大魔王 #8「あの子にご執心?」
朝から雨。…なので1日家に引きこもって、映画を観たり、アニメを観たり、小説を読んだりと、ダラダラと(笑)。
「“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ)(野村美月/ファミ通文庫)」、読了。
聖条学園の文芸部の部員はふたりだけ。物語を愛するあまり本を食べてしまう部長の天野遠子と、彼女のためにおやつを書き続ける井上心葉のふたり。ある日、この弱小部に「どうかあたしの恋の願いを叶えてください」っと、女の子が飛び込んできた。
劇場版アニメが面白かったので読んでみたが、これがアニメ以上に面白かった。謎いっぱいのミステリアスな語り口にぐいぐい惹き付けられて、わずか数時間で読み終えてしまったよ。つまり吸引力が凄いのだ。しかもキャラが実に魅力的。中でも自称「文学少女」の天野遠子の魅力は半端じゃない。アニメの時の感想にも書いたが、もう完全に私好み(笑)。明るい、優しい、知的、前向き、おちゃめ、ドジっ子、そして、すべての仕草がむちゃくちゃ可愛い☆。中でも絵のモデルになったときの色っぽさと言ったら、もう☆。こう言う人が周りにいるだけで、人生の勝ち組だよ。ただ、少々気になったのは、ラストの展開かな。切ない話、っと言うよりは青臭い話で、読んでいて苦笑いしてしまった。確かにメインの読者である10代の人には良いかもしれないが、私くらいの年になると、さすがにね(笑)。あと内容も、ミステリーと言うよりは青春ドラマなのが、個人的にはちょっと。キャラの二面性を描いた辺りは良いと思うんだけど。あくまでも、遠子に萌える作品じゃないかな。
今日のアニメ
・迷い猫オーバーラン! #7「迷い猫、乗った」…全編、巨大ロボットもののパロディ。OP曲に福山芳樹を使ったりして、やたらと凝っているが、ちっとも面白くないし、何がやりたいのかも分からない。大体、オチがないじゃん。
・さらい屋五葉 #4「加減がねぇ」
・けいおん!! #5「お留守番!」…髪を下ろした梓、可愛すぎ☆
今日の映画
・夏時間の庭(フランス/2008年)
パリ郊外の小さな町ヴァルモンドワにある、とある画家のアトリエだった邸宅。そこを舞台にした家族ドラマ。…一応「親から子へ、子から孫へ」と言う内容の作品のようだが、盛り込みすぎて、何が言いたいのかはっきりしない。内容が内容なだけに、別に淡々とした展開でも構わないが、もう少し見せ方に工夫が欲しかった。結局、美しい庭園が見所なだけの映画だ。
・あしたはきっと…(大映/2000年)
時間テーマSF、…っと言うかファンタジー。よくある話だが、それなりに上手く作っていて、それなりに楽しむことが出来た。ただ、それだけ…で終わった感じで、心にグッとくる何かがない。悪くはないけど、同趣向の映画としては下のランクかな。
「月は無慈悲な夜の女王(ロバート・A・ハインライン/ハヤカワ文庫)」、読了。
2076年、月は地球の植民地となっていた。そして、その支配があまりにも圧制なため、月は地球に対して独立を宣言した。この革命の先頭に立ったのはマニーと言う技術者だったが、彼の後ろには自意識を持つ巨大コンピューター、マイクが付いていた。
今まで読んだハインラインの小説は、ほぼハズレがなかったので、本作にはかなり期待した。だが読み終わって残ったのは、失望感だけだった。そのひとつの理由は、ストーリーのつまらなさ。最初私は、本作は地球からの独立戦争を描いた作品だと思っていた。まぁ確かにそれに違いないんだが、全体の3/4くらいまで、大して面白くもない話が延々と続くだけ。しかも緊張感が全くなく、読んでいて脱力してしまう。最後の方でようやく独立戦争が起こり、本来のハインラインらしさが出てくるが、とにかくそれまでが退屈すぎる。もうひとつの理由は、センス・オブ・ワンダーのなさ。一応、SF的な設定はあるが、ドラマが普通すぎる。はっきり言って、別にSFである必要がない。これによって、少年の読み物から大人の読み物に変わったらしい。それなら、大人の読み物にならなくてイイよ。センス・オブ・ワンダーの感じられないSFなんて、ちっとも楽しくないもの。一般的には、本作はハインラインの最高傑作とされているらしいが、私にとって最低作だ。
今日のアニメ
・デュラララ #6「東奔西走」…今週はえらくコミカルな。
・喰霊-零-(ディレクターズカット版) #2「憎発露 -にくしみのはつろ-」…再見してみると、この作品がよく考えられた内容とストーリーであることが分かるなぁ。
・ケロロ軍曹 #315「ケロロ 楽しい園芸 であります」
今日の映画
・レギオン(アメリカ/2010年)
神の審判(天使vs人類)と言う、ありそうで意外となかった作品。そのため、結構新鮮だった。唯、当初、天使の軍団vs人類の戦いを描いたスペクタクル映画かと思っていた(例えば、石川賢の「聖魔伝」のような)。ところが蓋を開けると、全く違う、サスペンス中心の比較的地味な作品だった。確かに天使vs人類の壮大な戦いを描くとなると、とんでもなく金がかかるので、こう言う内容にしたのも分かる。だが、やっぱ、天使vs人類の大スペクタクルは観てみたかったな。…とは言うものの、こっちのタッチも決して悪くない。砂漠の中の寂れたレストラン、客と従業員のわずか数名の登場人物、外の世界で何かとんでもないことが起こっているらしい…っと言う終末SFのノリ。う~ん、なかなかのものだ。(続きは[本館]で)
・フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)(東宝/1965年)
再見。当然、唐突に大ダコが出てくる海外版でなく、日本公開版の方。感想は[本館]の方に書いているので今回は簡単に書くが、やっぱ面白い。怪奇調の怪獣映画と言うのが良いし、最後の物悲しさや薄気味悪さも絶品。
今日のアニメ
・裏切りは僕の名前を知っている #6「光と絶望の境目」…今週はサイキックアクション色が強く、実に楽しかった。今後はたぶん、こう言う色合いが強くなるんだろうな。それにしても、ルカの能力は強力。サラマンダーを召喚するんだもんな。
今日の映画
・名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)(東宝/2009年)
シリーズ13作目。ここまでシリーズが進むと仕方ないのかもしれないが、最近のこのシリーズの出来の悪さが目につく。そんな中でも本作は、まぁそれなりに良く出来ている方かもしれない。シリーズの売りであったスリルやサスペンスを控えめにして(アクションシーンはラストだけ)、推理ドラマだけで物語を展開させたのも悪くない。もっとも肝心の推理がかなり強引なうえに、突っ込みどころ満載で苦笑してしまったけど。そんな訳で、結局最大の見せ場はラストのアクションになる。特に蘭の空手アクションが丁寧に作画されており、なかなか見ごたえがあった。欲を言えば、シリーズ初期になった反撃の痛快感をもっと濃厚にして欲しかったが。ところで、今回は声優が無駄に豪華。要はシリーズのゲストキャラが総出演させたためなのだが、こう言うのって、実に楽しい。
・「エルミナージュⅡ DS REMIX ~双生の女神と運命の大地~」、7月1日発売。
シナリオの追加が気になる。これは買わないと。メモメモっと。
今日のドラマ
・大魔神カノン #7「歌隠」
今日の映画
・水の中のつぼみ(フランス/2007年)
ガールズラブもの。出てくる娘も可愛い子が多いし、ストーリーもそれなりに良く出来ているし、最後のオチも悪くない(憧れの美人より、デブの親友を選んだ)。目をカッと見開く最後のショットは絶品だ。ただ、やはり日本の作家が描く(ラノベ、コミックを問わず)ガールズラブものに比べれば、少々落ちる。また題材が題材だけに仕方ないとは思うが、淡々とした展開もあまり良くないと思う。尺は短いが、あまりの起伏のなさに、途中で飽きてしまった。