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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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BG、あるいは死せるカイニス(石持浅海/創元推理文庫)」、読了。
部活へ行く途中で、遥の異母姉妹の優子が殺された。やがて、遥の周りに奇妙な人たちが現れる。…っと言う学園ミステリー。酒白いのはその設定。この世界では人類はすべて女性として生まれてくる。そして、その一部がやがて男性となる。つまり、異世界での話なのだ。その為、我々の世界の常識が結構通じない。これが謎を深くしている。伏線らしきものも次々と張られているが、とにかく先の展開が読めない。なので、迷宮の中か、もしくは霧の中を歩いている感じだ。だが、それも中盤まで。途中から展開が大雑把になり、失速する。しかも、ラストの謎解きがちっともワクワクしない。つまり、ミステリーとしての魅力に欠けるのだ。ミステリーでなく、SFとして楽しむ作品だろうな。加えて言えば、後半の展開が私好みでない。前半が面白いだけに、後半の展開に些かガッカリした作品だった。★★★★☆

ドラゴンズドグマ2>
・メデューサと再戦。今回は首斬りに成功した。

今日の映画
ターミネーター(アメリカ/1984年)
80年代を代表する傑作SFアクション。もう、何回観たことか。とにかく、シュワちゃんの悪役ぶりが最高に良い。銃で撃たれても立ち上がり、目をやられれば目をくり抜き、火だるまになれば骨格だけで、下半身が破壊されれば上半身だけで襲ってくる。まさに最強の悪役だ。ただ本作の良いところが単なるバイオレンスアクションで終わってないところ。全体を覆うロマンチックさと物悲しさが絶品。カイルがサラを愛する切欠となる写真が、ラストの写真と重なる辺りも上手いと思うし、何よりもラストの「嵐が来るって」、「分かってるわ」のセリフが今観てもうるっと来る。もう、最高だよ。★★★★★

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九月風
性別:
男性

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