真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「とらんぷ譚Ⅱ悪夢の骨牌(中井英夫/講談社文庫)」、読了。
失踪した男から手紙が届く「水仙の眠り」、叔父のことを知ろうとしてタイムスリップする男の話「アケロンの流れの涯てに」、死人と出会った男の話「暖い墓」、年下の少年を操る少女の残酷な話「大星蝕の夜」、生首を愛する女の話「ヨカナーンの夜」、「ヨカナーンの夜」の続き「青髯の夜」、鳥のにおいがする少年と出会った男の話(腐女子が喜びそうな内容だ(笑))「薔薇の獄」、夫人が語った夫の話「緑の唇」、どうしても夫との記憶が思い出せない夫人の話「緑の時間」、時間旅行に旅立とうとする男の話「緑の訪問者」、時間が分からない病室にいる男の話「廃屋を訪ねて」、「廃屋を訪ねて」の続き「戦後よ、眠れ」、「戦後よ、眠れ」の続き「闇の彼方へ」。
以上13篇を収録した連作短編集。連作と言っても、作品によってリンクしていたり、していなかったり。確かに幻想的な内容で雰囲気は悪くない。ただ、オチらしいオチがほぼないので、読んでいてどうも物足りない。そんな訳で、前作同様、私好みの作品ではなかった。★★★☆☆
今日のアニメ
・魔法使いの嫁 #14「There is no place like home.」…チェンジリングって、確かかなり醜かった筈なのだが。ところで、シルキーって、バンシーだったんだな。知らなかった。
今日の映画
・怪盗グルーのミニオン危機一発(アメリカ/2013年)
「怪盗グルー」シリーズ2作目。相変わらずの子供向けのドタバタだが、1作目よりはマシかな。クライマックスのドタバタは結構楽しかったし。また、能天気で何も考えてないミニオンたちが良い味を出している。ところで、カルメン・ミランダをネタにしたギャグがあったが、子供は勿論のこと、大人でさえ、今では知っている人はほとんどいないと思うぞ。ちなみにカルメン・ミランダとは、「ブラジルの爆弾」と言われたミュージカルスターで、彼女が被っているフルーツハットが有名だった(と書けば、どのギャグか分かるよね)。★★★☆☆