真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
「荊の城・下巻(サラ・ウォーターズ/創元推理文庫)」、読了。
上巻を読んでから、えらく間が開いていしまった。何はともあれ、これで全巻読了。さて今回は上巻にあったミステリーとしての面白さが影を潜め、ふたりの少女が体験するツライ出来事が中心となる。しかも、これでもかってくらい。こうなると、もうミステリーとは呼べなく、時代や運命に翻弄される少女たちの物語でしかない。しかし、ここまでしつこくする必要がったのか?。好みで言えば、この辺りを簡単に済ませていたTVMの方が好きだな。また、ラストはTVMに近いラストを迎えるが、印象がずいぶん違う。同じ百合的ラストなのだが、こちらは陰気で暗い(ただ再会の感動はこちらが上かな)。つまり、好みで言えば、比較的明るいラストのTVM版が好きだ。結局、TVMがうまくアレンジしていたと言うことだな。
今日のアニメ
・真マジンガー 衝撃!Z編 #15「対決!悲しみの青きドナウ!」
・よくわかる現代魔法 #1「hello,world」…なんか観ていて、ちっとも面白くなかった。ただ魔法ものって好きだし、銀髪&甘ロリ衣装の少女って言うのも好み(笑)なので、しばらく付き合ってみる事にする。しかし、本当に穿いてないんだ(爆)。
・PandoraHearts #12「鏡の国」
・涼宮ハルヒの憂鬱 #15「エンドレスエイト」…新作。何週、同じことをするんだ。ここまでリピートすると、さすがに呆れるよ。京アニ、終った。
・けいおん! #13「番外編 冬の日 !」(最終回)…唯が如何に皆にとって必要な人間か、分かった回かな。ところで1年くらいして原作が溜まったら、是非第2期をお願いしたい。ちなみに原作は現在、「夏&クーラー」の話になっていた。
今日のドラマ
・怪談新耳袋スペシャル うら「記憶」
心霊ホラーではなく、不思議系の話だった。
今日の映画
・カメレオン(東映/2008年)
故松田優作のために書かれた「カメレオン座の男」を阪本順治監督&藤原竜也主演で蘇らせた作品。詐欺をしながら生きているチンピラたち→偶然知ってしまった巨大な悪の存在→次々と仲間が殺されていく→復讐…っと言った、嘗ての東映セントラルを思い出す、如何にもって感じの展開が楽しい。これで面白くならない訳がない…筈なのに、何故かちっとも面白くない。阪本順治監督の演出の切れの悪さ(実際、ろくな作品がないもんなぁ)が原因のひとつだろうが、何よりも主演が藤原竜也と言うのが最大の原因だろう。少なくとも松田優作だったら、もう少しマシな作品になったと思うよ。
今日、ゲームショップに寄ると、「初音ミク-Project DIVA-」があったので購入した。先週は売り切れていたので、再入荷したんだろうな。あと「ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人」は山積みされていて、予約してなくても十分買えるようだった。もっとも今更「ドラクエ」でもないと思っていたので、私は購入しなかったが。ただキャラメーキングが気になるので、その内買うかも(笑)。さてミクのほうは帰宅後、すぐにプレイしたが特にディープなゲームでなく、ちょっと空いた時間に気楽に楽しめるのがイイね。そして何よりもミクの可愛さが最高☆
今日のアニメ
・うみねこのなく頃に #1「episodeI I opening」…#1を観る限りは悪くないが、どうも私は竜騎士07とは相性が悪いので、その内切るような気がする。…にしても、ほっちゃんの「うーうー」だけが印象に残った感じだな(笑)。
・ケロロ軍曹 #271「タママ 先輩はつらいよ であります」+「夏美 僕たち男の子! であります」
今日の映画
・Blood ブラッド(ゼアリズ・エンタープライズ/2009年)
下山天監督作は二度と観まいと思っていた。だが吸血鬼もの、しかも女吸血鬼ものなら観ない訳にはいかない(大の吸血鬼映画マニアなので>私)。仕方なく観ることにしたが、結果は思ったとおり、最悪の映画だった。結局、ダメ監督は何を作ってもダメと言うことだ。(続きは[本館]で)
・ノウイング(アメリカ/2009年)
この映画が面白いのは単にスペクタクルシーンを見せるだけ映画でなく、ストーリーで見せていく映画になっていることだ。ミステリアスな数字だけのメモ、次々と符合する事実、見え隠れする謎の男たちなどなど。ストーリーをミステリアスに興味深くしているので、「スペクタクルシーンまで退屈」っと言ったこの手の映画にありがちな欠点がない。更に肝心のスペクタクルシーンが実に大迫力。特に旅客機と地下鉄のシーンは凄まじすぎる(若干デジタル臭いが)。ただ、クライマックスの宗教臭さは酷すぎる。もうカトリックの嫌らしさ全開で興ざめだったよ。(続きは[本館]で)
曇りのち雨、時々豪雨。
今日のアニメ
・戦場のヴァルキュリア #14「ファウゼンの選択」…OP曲とED曲が変わった(あまり良い曲じゃないが)。それに伴い、OPの映像が戦争色が強くなった。また本編も同時に戦争色が強くなった感じだ。
・Phantom ~Requiem for the Phantom~ #14「監視」
今日の映画
・呪われた森(アメリカ/1980年)
監督が「ヘルハウス」のジョン・ハフなので期待したが、あれと比べるとかなり落ちる。緊張感が続かないし、やたらと間延びする。不必要なシーンも多すぎる。30年前の真相もなんだかなぁ…って感じだし、ラストもイマイチ。あと、光学処理した部分が多いのも、安っぽく感じる。派手なシーンをなくし、雰囲気だけで恐怖感を出そうとする姿勢は好感が持てるが、全体的にあまり成功した感じがしない。ところで主人公が元フィギュア・スケート選手のリン・ホリー・ジョンソンだったり、ベティ・デイビスやキャロル・ベイカーが脇を固めていたりと、キャストだけはやたらと豪華なんだよなぁ(笑)。
暑い!!
今日のアニメ
・化物語 #1「ひたぎクラブ 其ノ壹」…内容が良く分からないなぁ。しかも、新房昭之のアートっぽい映像がウザイ。あと1~2話、様子見か。
・うみものがたり~あなたがいてくれたコト~ #2「指輪の心 巫女の心」…結局、「セーラームーン」か。まぁ、佐藤順一だからなぁ。視聴はどうしよう?。切ってもイイけど。
・プリンセスラバー! #1「馬車と姫君」…どうせエロイだけのラブコメだろうと思っていたら、両親の仇を探すアクションものだった(ラブコメの要素もあるようだけど)。超展開のストーリーについていけない部分もあるが、丁寧に作っているので好感が持てる。とりあえず、視聴継続。ところであのメイドさん、可愛すぎ☆。
今日のドラマ
・柳生一族の陰謀 #35「烏丸少将の最期」…宿敵烏丸の最後だったが、ちょっと呆気なさすぎ。むしろ、十兵衛を思う茜の心境の方が印象的だった。
最近、「SHISO PEPSI」にハマリ気味。一見、合いそうにない紫蘇とペプシだが、これが意外と相性が良くて、結構美味しい。
今日のアニメ
・かなめも #1「はじめての、ひとりぼっち…」…一応、コメディのようだが、あまり笑えなかった。むしろ、エロイ描写の方が印象的だった。それにしても、あまり面白いアニメとは思えないな。まぁ少なくとも、あと1~2話くらいは観るけど。
・宙のまにまに #1「天文部へようこそ!」…テンションの高い笑いで、悪くない。一応、視聴継続。ところで美星、悪魔なんて言われているが、結構可愛いと思うんだけど(性格も)。
・スター・ウォーズ クローン・ウォーズ #15「侵入者」
今日の映画
・吸血鬼ノスフェラトゥ(ドイツ/1922年)
実は今まで62分版がオリジナルと思っていた。ところが、この62分版はアメリカ公開時の短縮版で、オリジナル版は93分もあるとのこと。ならば観なくては…っと言うことでさっそく鑑賞。結論を言えば、93分版は丁寧に作ってはいるが少々間延び気味で、恐怖感に欠ける。つまり恐怖感が高いのは62分版、作品の完成度が高いのは93分版と言う事になる。それにしても、何回観てもこの映画はサスペンスと恐怖は凄いなぁ。それもサイレント映画でだ。恐怖やサスペンスははっきり言って、音楽に頼っている部分が多い。試しにホラー映画を音を消して観てみると良い。まったく怖くないから。それをサイレント映画でここまで見せるんだから、F・W・ムルナウは只者じゃないよ。
・NDS用ソフト「光の4戦士 -ファイナルファンタジー外伝-」、2009年秋に発売予定。
「ファイナルファンタジー」シリーズは好きじゃないけど、これは面白そう。内容も本来のRPGにするらしいし。
「シャルビューク夫人の肖像(ジェフリー・フォード/ランダムハウス講談社)」、読了。
意外で興味深い導入部から話に引きずり込まれ、夢中になって読んでしまった。婦人が語る奇妙で不思議な幼い日の思い出話、屏風の向こうから表れる猿のような手の写真、巷で流行る奇病、そして、ピアンボを狙う人物が実は死んでいると言う事実などなど。とにかく予想外の展開の連続で楽しい。大体、この作品がファンタジーなのか、ミステリーなのか、ホラーなのか、ラスト近くまで分からない(結局、どのジャンルの小説なのかは、読んでのお楽しみ)。まったく先読みが出来ない作品なので、ページを捲る手がもどかしかった。中盤以降少々失速気味になったり、下品な描写が必要以上に多くなるのが難だが、終盤近く再びテンションが上がり、さらに意外な事実(真実)が分かり面白くなる。いくつか不満もあるが、なかなか良く出来た小説だったと思う。
今日のアニメ
・To LOVEる-とらぶる- #14「ふたりだけの秘密」
・羊のうた 第一章&第二章…作画枚数が少なすぎる(ほとんど動いていない&同じシーンの繰り返し)、キャラデが良くないなどなど、あまり褒められた出来ではない。(2003年/30分×2/OVA)
今日の映画
・真木栗ノ穴(ビターズ・エンド/2007年)
部屋にある穴から隣の部屋の女性を覗き、彼女の様子を見て、官能小説に書く。…っと言う、一見エロ映画のような話。また、中盤までそんな感じに話は展開する。ところが途中から映画は意外な展開を始め、段々どこまでが本当でどこからが空想なのか分からなくなり、幻想と怪奇の世界に迷い込む。特に怖い話ではないが、この夢とも現ともつかない幻想世界は、かなり印象的だ。またエロ映画っぽい前半も、実はまったくエロくなく、どちらかと言うとノスタルジックさと人間の苦悩の方の印象が強い。全体的にあまり類を見ない映画で、なかなか面白かった。