真夜中のティータイム
気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。
運転免許書の更新が近いので、メガネ屋に行ってきた。視力を測定すると、また視力が落ちているようだ。仕方ないのでレンズ交換をしたが、また出費が。orz
「リリス(ジョージ・マクドナルド/ちくま文庫)」、読了。
私が先祖から受け継いだ屋敷では不思議なことが起こる。屋敷の図書室で読書をしていると、見知らぬ老人を見かけるのだ。ある日、わたしは屋根裏で小さな部屋を見つけた。そこにあった鏡を覗き込むと、見たこともない土地に飛ばされた。
同作家の「北風のうしろの国」のときも読むのに苦労したけど、今回もそれ以上に苦労した。別に難しい言葉を使っている訳ではないのに何故だろう。確かにストーリーよりも捲りめくイマジネーションを楽しむ作品なので、私の苦手なタイプの作品には違いない。でも、一応ストーリーらしきものはあるのに、一向に頭に入ってこないのだ。たぶん、この作家とは波長が合わないんだろうな。それにしても、全編を覆うイマジネーションの数々は凄い。小鳥に変わる蛇、飛び回る本、目覚めを待つ死人などなど、洪水のように現れる幻想的なイマジネーションは一見(一読かな(笑))の価値がある。ちなみにタイトルの「リリス」は、アダム(聖書のアダムとイヴ)の最初の妻の名前。
今日のアニメ
・迷い猫オーバーラン! #3「迷い猫、見つけた」
・会長はメイド様! #1「美咲(ミサ)ちゃんはメイド様!」…ラブコメって言うよりは、貧乏コメディ。う~~ん、あまり好みじゃないなぁ。キャラもあまり魅力がないし。視聴中止。
・けいおん!! #1「高3!」…こちらは文句なしに面白かった。当然、視聴継続。ところでOP曲は微妙なんだが、ED曲は結構良さそう。こちらはCD購入決定だな。
・刀語 #4「薄刀・針」…姉ちゃんが最強だと言う話。しかも結構エグイ。
今日の映画
・タイタンの戦い(イギリス/アメリカ/2010年)
オリジナルの1981年版は、寝ぼけた演出で非常に退屈だし、何よりも肝心のハリーハウゼンのダイナメーションが全盛期の彼の作品と比べて非常に見劣りする出来だった。つまり駄作と言って良い作品なので、ある意味、リメークにはもってこいの材料だろう(毒)。さて本作の見所は何と言っても、クリーチャーとの戦闘シーン。巨大サソリ、メデューサ、クラーケンと続くアクションシーンは、かなり楽しい。中でも私のお気に入りはvsメデューサ戦。動きの速さ、ダイナミックさ、メデューサの蛇のような動きなどなど、どれもが一級品。このシーンを再見するために、Blu-rayを買ってイイかも。ところで気になる部分がいくつかあった。ひとつは最後にペルセウスとイオが結ばれると言う事。元のギリシャ神話ではペルセウスとアンドロメダ姫とのラブロマンスであった筈。まぁオリジナルからして、かなりアレンジをした内容なので、とやかく言うべきではないかもしれないが、これにはかなり違和感があった。(続きは[本館]で)
連休前になると、決まって休出になるなぁ。色々と忙しいのに。とりあえず、午前中だけ仕事して、帰宅後、用事を済ませる。その後、髪のカットに行ったので、結局、1日何も出来なかった。明日はメガネ屋に行って、今日観れなかった映画に行かないと。忙しいなぁ。
今日のアニメ
・デュラララ #3「跳梁跋扈」…巨乳眼鏡っ娘の杏里、可愛すぎ☆。しかもCVが、花澤香菜だよぉ。
・ケロロ軍曹 #311「クルル 侵略ははじまっている であります」
今日の映画
・超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!(角川ヘラルド映画/2009年)
劇場版4作目。さすが4作目ともなれば、完成度はどうしても下がる。そんな訳で、出来が良い作品とは言えないが、まぁそれなりに楽しめる作品にしがっている。ところで今回のヒロインのシオン(CV:水樹奈々)、可愛すぎ☆
・ケロ0(ゼロ) 出発だよ!全員集合!!(角川ヘラルド映画/2009年)
まぁ、それなりに。今まで登場したキャラがカメオ出演(…っと言うのか?(笑))するのは楽しいけど。
用事を済ませていたら、こんな時間になってしまった。結局、アニメを一本観ただけで、何も出来なかった。
・アニソン雑誌「アニソンメイト」、創刊。
これはちょっと気になる。メモメモっと。
今日のアニメ
・裏切りは僕の名前を知っている #2「永劫の調べ」…BLものって、どうも苦手だが、このアニメに関しては面白い。伝奇アクション…って言うのも良い。しかし保志総一朗って、こういう役をやらせたら上手いなぁ。「宇宙海賊ミトの大冒険 2人の女王様」の時もそうだったけど。
「猫の舌に釘をうて・三重露出(都筑道夫/講談社)」、読了。
都筑道夫の代表作を2本収録したベスト文庫。
・猫の舌に釘をうて(1961年)
「私はこの事件の犯人であり、探偵であり、そしてどうやら被害者にもなりそうだ」。私は恨みに抱く塚本稔を殺そうと考える。だが元来の意気地のなさと、彼の妻である有紀子のことを考えて、彼に似た人間を殺す真似をすることで、気を晴らそうとした。私は目をつけた男のコーヒーに、毒薬に見立てた風邪薬と入れた。すると何故か、死ぬ筈がないのに男が死んだ。
ストーリーはごく普通の殺人事件を扱ったミステリー。だが、あらゆるところに凝りまくっている。それは本の作りであったり、文の構成であったり。そんな訳で一見、イロモノミステリーの感じがする。実はそのイロモノめいた部分が、読者に真相を悟らせないためのミスディレクションなのだ。この辺りのトリックはホント見事。たぶん、ほとんどの読者が騙されるんじゃないかな。斯く言う私もすっかり騙された。イロモノ小説に見せかけた、本格ミステリー…っと言った作品だ。最後のオチも見事。★★★★☆
・三重露出(1964年)
日本にニンジュツのシュギョウにやって来たアメリカ人のサミュエル・ライアン。彼は偶然、男を助けたことから、とある犯罪に巻き込まれていく。…って言う小説の翻訳をやっている滝口正雄は、小説の中にアメリカ人が思いつかない日本名があることに気が付く。その日本名はヨリコ・サワノウチ。これは数年前に殺された沢之内より子のことか。滝口はこの小説の作者が、事件のことを何か知っているのではないかと考えるが。
かなり凝った構成で、アメリカ産の冒険アクション小説と、それを翻訳している男の物語が交互に描かれる。翻訳している男の話は特に問題がないが、問題は冒険アクションの方。アメリカ人が間違った日本観で書いた小説という設定なのだが、この辺りがどうも読んでいてツライ。少しだけなら笑って済ませるけど、延々と続くと、苦痛でしかない。しかもおもちゃ箱をひっくり返したような落ち着きのない内容だし、アクションシーンが山田風太郎の忍法帖もどきだし。どうもこう言う内容(&文章)は苦手だ。一応、最後で二つの物語が交差するが、これもそれほど面白いものでなかった。はっきり言って、好みの作品でない。★★☆☆☆
今日のドラマ
・大魔神カノン #3「寡温」…「大魔神」が「仮面ライダー」になった。何だかなぁ。
「コンピュータの身代金(三好徹/光文社)」、読了。
東西銀行のコンピュータールームに侵入した二人組の男が、銀行に要求を突き付けた。「10億円を用意しろ、さもないとコンピューターと爆破する」。コンピューターが爆破されれば、銀行のオンラインシステムが長期に亘り停止し、銀行は信頼を失う。仕方なく銀行側は10億円の支払いを決意するが。
30年ほど前に書かれた小説なので、些か古臭い部分もあるが(今ならこれにネットが絡んでくるだろう)、題材は現代的。当時よりこう言う危機感は今の方が増しているので、今こそ、読むべき小説ではないかな。さて、メインとなる部分は(っと言うか、読者の興味を持つ部分は)以下の通りだろう。
1:如何にして犯人はコンピュータールームに侵入するのか?
2:犯人は150kgもある札束をどうやって運ぶのか?
3:厳重な警戒の中、犯人はどうやってコンピュータールームから脱出するのか?
実はこれらの回答は、推理小説で言うところの○○○○や○○○○などのトリックを使っており、結構トリッキー。つまり読者の盲点を突く回答なので、読んでいて実に楽しい(まぁ、脱出方法は途中で分かったけど)。また前半、サスペンスも緊張感も薄いので心配したが、中盤辺りから尻上がりにテンションアップして、後半かなりの盛り上がりを見せた。確かに最後の結末がありきたりなのが少々気に入らないが、それを考慮に入れても、かなりの傑作と言って良いだろう。
今日のアニメ
・kiss×sis #3「魅惑のスイーツ!」…ギャグなしオチなしの(らしきものはあるが)、単なるエロアニメ。何だかなぁ。
・荒川アンダー ザ ブリッジ 3 BRIDGE「第18話 シスターの懺悔室」+「第19話 漢の友情」+「第20話 リクの決意」+「第21話 誘い」+「第22話 プラン」+「第23話 河口へ」+「第24話 荒川一発芸予選」