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真夜中のティータイム

気になった事を気ままに書いていくブログです。 映画、アニメ、小説(SF、ミステリー、ファンタジー)、 ゲーム(主にRPG、格ゲー)の話題が中心になると思われます。

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七人のおば(パット・マガー/創元推理文庫)」、読了。
サリーの許へ「おばが夫を毒殺して自殺した」と言う知らせが届いた。だが、彼女には7人のおばがいた。はたして、殺人を犯したおばは誰なのか?

ミステリーとしての出来はかなり良い。ミステリーではよく使われる○○のトリックを使っている。それがさり気なく使っているので、真相解明のときにハッとした。だが、話自体が良くない。とにかく、7人のおば、つまり7人姉妹のどいつもこいつもろくな奴がいない。わがまま、身勝手、常識なし。読んでいて、うんざりする。特にドリスが最悪で、人間味の欠片もない。こう言う内容が最初から最後まで続くんだから、かなりしんどい。ホント、嫌になってくる。今のタイトルより、旧題の「恐るべき娘達」の方が合っていると思うよ。★★☆☆☆(但し、ミステリー部分は★★★★☆)

今日のアニメ
ゴッドマジンガー #16「ムラジの最期」

今日の映画
恐喝こそわが人生(松竹/1968年)
恐喝専門のチンピラたちが、巨悪に挑むと言う犯罪映画。深作欣二×松方弘樹だが、意外や意外、東映映画ではなく松竹映画。その為か、いつもより、暴力描写が控えめだ。だが、それが幸いしてか、破滅へ向かう青春映画の傑作になっている。救いのないストーリー、仲間の死、圧巻のラスト、これだよ、これ。かつて、日本映画が持っていた底力は。それにしても深作欣二、やっぱ上手いわ。★★★★☆

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